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No33486 の記事


■33486 / )  井筒俊彦と華厳
□投稿者/ knowingitself -(2023/09/24(Sun) 15:29:03)
    気まぐれさん レスありがとうございます

    >井筒先生の著作はそれなりに読んではいますが、何分素人なもので過度に期待はしないでください。
    ラフな感じで話していただければ嬉しいです。

    わたしは素人として気ままに井筒俊彦を読んでいるレベルなので、ラフな話ししかできません。井筒俊彦に限らず、ラフな話しから、それぞれの人が何かヒント、気づき、発見、方向をつかめれば十分だと思っています。





    >私は西田の場所の論理で華厳やイブン・アラビーの神的顕現を基礎づけてみたいというようなことを漠然と思っていましたので、上褐書p.182で「逆対応」の4分類が華厳哲学と重ね合わせて述べられる箇所は興味深いと思いました。以下引用ではなく、別の機会に当該箇所を箇条書きにしたものを記載します。
    (一昨日に井筒先生の『スーフィズムと老荘思想』を読了したばかりなのですが、西田とイブン・アラビーの比較を目標とする今の私にとっては、かなり示唆的な書でした。この著作は井筒先生の英語論文の和訳書なのですが、訳者の仁子寿晴先生の解説が、これがまた、とても興味深かったです。)


    >@絶対者と個との関係は「理」と「事」との関係(理事無礙)
    A絶対者自身の内部の関係は「理」の内部の関係(理理無礙)
    B「個が個自身において逆対応的」は「事」の内部の関係(後期西田哲学から見ると華厳哲学においてはこのBの視点が弱い)
    C無数の個相互の関係は「事」と「事」との関係(事事無礙)

    西平氏の該当箇所を改めて精読してみたいと思います。

    「スーフィズムと老荘思想」を読了されたとは、かなり本格的ですね。井筒俊彦の著書の中では最も分厚い本?
    わたしは、井筒俊彦の日本語の著書はだいたい読んでいますが、井筒俊彦の欧文著作はまだまだこれからです。(笑)
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