□投稿者/ pipit -(2023/03/20(Mon) 22:55:50)
| ■No30018 > カント純粋理性批判B376.377 > > 『以下は、諸表象様式の段階である。 > > 類は表象一般(repraesentatio)である。 > > 表象の下に、意識を伴った表象(perceptio)が属している。 > > 知覚は、主観の状態の変様としてもっぱら主観に関する場合、感覚(sensatio)であり、客観的知覚は、認識(cognitio)である。 > > 認識は、直観か概念のいずれか(intuitus vel conceptus)である。 > > 直観は直接に対象に関係し、個別的であるが、概念は、いくつかの事物に共通でありうる徴表を介して、間接的に対象に関係する。 > > 概念は、経験的概念か純粋概念のいずれかである。 > > そして純粋概念は、それがもっぱら悟性のうちにその源泉を有するかぎり(感性の形象のうちにではなく)、悟性概念[Notio]と呼ばれる。 > > 悟性概念から生じ、経験の可能性を超える概念が、理念もしくは理性概念である。』 > > 『純粋理性批判 上』カント、宇都宮芳明監訳、以文社、p403、鈴木恒夫先生訳 > > > >
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