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No25203 の記事


■25203 / )  おくたがわさん、pipitさんへ(;´・ω・)
□投稿者/ うましか -(2022/07/26(Tue) 22:56:18)
    2022/07/26(Tue) 23:13:56 編集(投稿者)

    こんばんはー(・∀・)

    No.25189 (おくたがわさん)

    >>"判明でない表象と判明な表象"、或いは、"感性と知性的なもの〔Intellektuellen〕"の区別を「論理的なもの」としているという件です。この「論理的」とはどういうことなのか (うましか)

    >『単に認識の判明性あるいは非判明性という形式に関わることではなく』とあるように、起源と内容を問わずに形式だけで判断する という意味で書いているのではないでしょうか。

    そうですね! (・∀・)
    カントがライプニッツを評した「論理的」が、既におくたがわさんからご教示いただいている「形式(的)」の謂いであることには同意です。

    >演繹論のところで一般の論理学が内容に関わることなく形式だけを扱うこと、しかしカントが新しく提唱する「超越論的論理学」は内容も対象とするということが述べられています。超越論的論理学では、感性と悟性の違いなど、発生・由来(起源)を扱う必要があるからだとも書かれていたように思います。それからしても、今回の感性・知性(悟性)の区別で言っている「論理的」は、起源や内容に関せず判明性という形式で判断する という意味で使っているのではないかなぁ。

    なるほど… 私は恥ずかしながら未だ「超越論的論理学」に到達できておりませんので、とても参考になります。

    私がカントの「論理的」に躓いているのは、彼がライプニッツを評して言う「論理的」と、ライプニッツの論理?が、どう重なっているかということが未だ明晰判明ではないからだと言えるかもしれません(;´・ω・)

    とりあえず、こんな論文を発見、読んでみます!

    ■ 中井裕之 『ライプニッツの論理学的人間存在論 : 新しい教育関係論へ向けて』
    https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/57501

    ところで、

    pipitさん( No.25186 )の

    >ライプニッツ式☆アプリオリな分析判断 か、
    >カント式☆アプリオリな総合判断 か、
    >の問題点につながりそうな気がしてます。

    というセンスに、、、脱帽(;'∀')

    とはいえ、私の場合、ライプニッツの「アプリオリな」という部分は未だ保留です(;´・ω・)

    理由は、先の茅野論文( https://repre.org/repre/vol17/note/02/ )にもあった認識が明晰であるか曖昧であるかを識別する際の「再認(recognoscere)」が気になるからです( ノД`)シクシク…


    (/・ω・)/今宵も沼


    【追記】

    ・カント『プロレゴメナ』(篠田英雄 訳、岩波文庫)のp.83「先験的主要問題」の第1章 「純粋数学はどうして可能か」の注三

    ・御子柴善之『カント哲学の核心 『プロレゴーメナ』から読み解く』、p.103〜p.106













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