■21196 / ) |
Re[62]: : 知覚と想像
|
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/03/01(Tue) 18:14:10)
| No21149のつづき
(10)想像の性格は、記憶や期待も共有している。 っていうことから、わたし想起・予期・想像を準現在化としてまとめて見たんだけど、 それぞれの違いを見ていって見る。
(11)記憶は対象をかつてあったと定立する。 (12)期待は対象を将来あるだろうとして定立する。
「定立」っていうのを〈肯定する〉ってして見る。 ・想起−記憶―過去 ・予期−期待―未来 って見たから、 (c)想起は対象をかつてあったと肯定している。 (d)予期は対象を将来あるだろうと肯定している。 想起、予期の性格はこういうのでいいかな。 ちょっと問題なのは「対象」。これ後で見ていく。
「想像」なんだけど、「知覚」と対比して見ていくことにしたよ。 (4)想像は対象を無として定立している。 (13)想像は対象を非定立のまま保持しつづける。 (14)想像は対象が現前してない。 (3)知覚は、対象を現にここに存在するものとして定立している。 (8)知覚は対象を意識に自己現前するものとして表象する。 って、いろいろあるんだけど、 (2)「知覚」と「想像」とは意識の対象に対するかかわり方が本質的に異なる。 で、想像と知覚の違いを、 (29)志向対象の実在性の有無。 で見ていって見る。 こう見たときわたしにわかりやすかったのが、 (30)知覚とイマージュとの違いは、知覚が対象を実在のものとして定立するのに対して、イマージュが対象を不在のものとして定立する。 これね。 「イマージュimage」を「想像」ってして見ると、 (e)知覚は対象を実在のものとして肯定している。 (f)想像は対象を不在のものとして肯定してる。 ってなる。 (e)は、 (3)知覚は対象を現にここに存在するものとして定立している。 (8)知覚は対象を意識に自己現前するものとして表象する。 (f)は、 (4)想像は対象を無として定立している。 (13)想像は対象を非定立のまま保持しつづける。 (14)想像は対象が現前してない。 と同じことを言ってる感じ。
ん〜ん、ここでも「対象」っていうの、ひっかかるのよね〜。 知覚の対象は? 想像の対象は? なあに?
つづく
|
|