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No21149 の記事


■21149 / )  Re[61]:   知覚と想像
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/02/27(Sun) 17:09:27)
    ここからは、現象学のわたしの、どうしとこっかな〜、って。わたしの勝手なの。
    なんとなくまとまってきたのあるんだけど、それ言葉で表現するのに手間取ってるっていう感じ〜?

    わたし「知覚」のイメージ、ちょっと変わった感じ。

    (5)“想像”を、知覚と思惟(認識)の中間に位置づけず、“知覚と並び知覚にどこまでも近いもの”。
    (15)“想像とは”存在定立の排去を自然的に遂行された“知覚のことである”。
    から、
    現象学では、
    (a)知覚の領域に想像というのを位置づけている。
    ってする。

    (9)想像は像のうちに対象を準現在化する働き。
    (23)直観的表象作用はその統握形式に従って、大きく現在化と準現在化とに分けられる。現在化は対象が現に現れること、有体的に現前していることを表し、知覚の志向的性格であるとされる。これに対して準現在化は記憶や想像や予期を規定し、現にない対象を思い浮かべる事態であり、この意味では、再生(Reproduction)や再現前化(Reprasentation)と同義である。
    (24)現前しているのはその対象の一側面である射映ないし現出でしかないが、しかし志向的には対象のそのものが知覚されている、すなわちそのつどの現出を通して可能的諸現出(地平)をもつ対象が現出している。地平は対象ごとに既知の類型によって枠づけられているから、現在化にはつねに想起と想像としての準現在化が協働している。
    (25)知覚対象は単なる現前(Prasenz)ではなくつねに付帯現前(Apprasenz)なのである。
    から、

    記憶、期待、想起、を整理して、
    ・想起−記憶―過去
    ・予期−期待―未来
    でいいと思う。
    で、
    ・現在化――知覚
    ・準現在化――想像、想起、予期
    そして、
    《現在化にはつねに想起と想像としての準現在化が協働している》から、
    〈知覚はつねに想起と想像が協働している〉。これに〈予期〉を加えて、

    (b)知覚はつねに想起、予期、想像が協働している。
    ってする。

    こう見たところで、
    (25)知覚対象は単なる現前(Prasenz)ではなくつねに付帯現前(Apprasenz)なのである。
    を見て見るね。
    この「知覚対象」っていうの、〈知覚の対象〉〈知覚に対する象〉ってすると、(25)の意味、よく分かんないのでね、〈知覚という対象〉で見て見たのね。〈自-己に対する知覚という象〉って。
    あ、ここで言う〈自-己〉っていうのは、
    No15345で書いたようなのね。
    ちゃんと言うと、〈己(思-考)に対する“知覚されているも”のという象〉。

    「付帯」をネットで調べて見たら「主となる物事に付け加えること。また、付け加わること。」ってあった。
    〈知覚はつねに想起、予期、想像が協働している〉っていうことから、「主となる事物」を〈知覚〉、これに「付け加えられてるもの」を〈想起・予期・想像〉って見ることもできるかな。
    また、
    「現前(Prasenz)」を〈プレゼント〉、「付帯現前(Apprasenz)」を〈なにかが付け加わってるプレゼント〉ってして見ると、
    (25)はこうなるのね、
    〔思-考に対して知覚されているものは、単なるプレゼントじゃなくてつねになにかが付け加わってる。〕
    こう見るとなんかわたしにわかりやすくなる感じ。

    バレンタインデー、チョコをあげる。チョコというプレゼント、それは「チョコ」という単なる食べ物じゃなくてそれにはなにか付け加わってる。たとえ「ギリチョコ」でも、そこには「ギリ」というのが付け加わってるのよね。

    あれ、ちょっと話、違っちゃる?
    ま、いいわ、つづきはまたあとで。

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