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No20411 の記事


■20411 / )  Re[5]: 意識システム
□投稿者/ pipit -(2022/01/14(Fri) 12:28:27)
    No20374の続きです。

    ==========

    意識システムの次は、認識システムなんだけど、意識と認識で、どう違ってくるのかなあ。
    &
    山下先生の使う『認識』という言葉は、カントの『純粋理性批判』での『認識』の定義とリンクした言葉使いになってるのかなー
    どうかなー

    だけどその前に、まだもう少し、意識システムのお勉強!

    =============

    山下先生的には、意識システムについては、

    『その際、生命システムの一階言及システムである意識システムは表象における現れを自他に区分する。
    生命システムの構造である身体の現れは自分自身として、その外部の現れは自分以外の現れとして区別されてしまうのである。
    実際には、生命システムと意識システムは構造的カップリングでつながっているだけの別のシステムなのであるが。
    ちなみに意識システムの構造である意識は、自己言及可能な中枢的構成素をもつ動物ならもってるであろうレベルの意識であり、人間では胎児や乳幼児の、あるいはてんかんの欠神発作中の意識に相当するだろう。
    つまり、自他を区別して実現しているが、その区別自体は表象していない。
    言い換えれば、自覚を欠いた意識である。』
    『カントとオートポイエーシス』山下和也先生、p22より引用。

    ふむふむ、意識システムとは
    【つまり、自他を区別して実現しているが、その区別自体は表象していない。
    言い換えれば、自覚を欠いた意識である。】

    ※※※※※※※※
    いまいち意識と認識の区別などを含め、まだはっきりと分からない。
    ちょっと先読みしてしまいましょうか、これ(意識システム)に比して、山下先生は「認識システム」をどう定義されてるのかを。

    一部分だけ引用します。認識システムについての詳細はまた後で見ていくつもりしてます。

    認識システムとは、
    『このシステムは意識システムの一階言及システムであるから、意識システムの構造である意識を自分の構成素である認識表象において現すこととなり、しかもこの現れを自分自身と見なしてしまうことになる。
    (略)
    つまり、このシステムは自己が他と区別される自己であるという自覚をもつことができる。
    おそらく、日常的に言う「意識がある」というのはこの状態を指す。』
    p25より引用。
    ※※※※※※※※※※

    あー、ちょっと検索でページ☆とか見て思ったんだけど、

    後で意見変えるかもだけど、レゴブロック!
    (マジモンさん、きっかけワードありがとうー)

    意識システムにあらわれる(産出される構成素)は、バラバラのレゴブロック。

    認識システムにあらわれる(産出される構成素)は、レゴで組み立てられた【対象】で、どう??

    (おおまかな方向性の勘なので、大外れしてたらすみません。勉強しながら修正していくつもりしてます。)

    ※※※※※※※※※※

    ☆検索したページ。
    『山下和也 意識システム』検索で出てきたページ

    『ノラ学者のメモ帳』
    の意識システムについての記述
    https://noraschmemo.blog.fc2.com/blog-entry-458.html
    認識システムについての記述
    https://noraschmemo.blog.fc2.com/blog-entry-462.html


    は、『趣味で学問』のむつきさっちさんの
    『このホームページは私のブログ「ノラ学者のメモ帳」をもとに作成してます。 情報はそちらの方が先なので、よろしければブログの方もどうぞ。』
    のブログでしたーΣ(・□・;)

    ↓ちなみに『趣味で学問』の【認識システム】説明のページ

    https://nora-scholar.net/autopoiesis/systems/recognition/

    ==========

    ちょっとまだよくわからないけど、
    山下先生が、
    カントの概念と対応してるところまで読んだらわかるかなー

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