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Re[1]: 純粋理性批判を読んでみる。32
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□投稿者/ pipit -(2022/01/11(Tue) 23:25:37)
| トピの設置をありがとうございます! よろしくお願いしますm(_ _)m
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No20356 No20357の続きです。
pipitにとって参考になるページ ※オートポイエーシスの詳しい説明が載ってるむつきさっちさんの『趣味で学問』 https://nora-scholar.net/autopoiesis/autopoiesis-summary1/
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『カントとオートポイエーシス』山下和也先生、p18より引用 『まず、脳で起きていることをオートポイエーシス論的に見ると、生命システムの一つの構成素である脳に他の構成素である生体器官の状態を反映させた攪乱になっている。この攪乱はフリーマンの言う、脳内パルスの「大域的な振動変調パターン」(フリーマン:一七二)として生じるのであろう。(略)つまり、それは脳における生命システムの自己言及である。』 引用終了
(pipitの感想) 生命システムの構成素として、眼や耳、脳などがあり、 眼などの生体器官の攪乱を反映させた攪乱が脳に生じることを、 【自己言及】と言ってるのかな、と、思いました。 なぜ、自己言及かというと、自分の揺れ(例えば眼で起きた揺れ)を反映して、自分で新たに揺れ(脳が揺れ)てるからかな、と。 「自分」の作動自体が、構成素となり別の産出プロセスのスイッチとなる。構成素は破壊変形され形を変えていく、そんなイメージを今のところ持っています(イメージの変更可能性大いにあります)
参考 ※『趣味で学問』の【システムの自己言及】についてのページ
https://nora-scholar.net/autopoiesis/concept/reference/
山下先生は、 『ここで、意識に現れる一切のものを「表象」と呼ぼう。そして、表象において現れているすべての像、知覚像や記憶像、思考像、空想像などをまとめて「現れ」と呼んでおく。 見えている光景や音、思い出している情景、思考の内容、空想された描像、そのすべてが現れである。 認知科学ではイメージと呼ばれる。』 p18.19 と説明を続けられます。
また明日以降続きを読んでみようと思います。 おやすみなさーい☆
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