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No16794 の記事


■16794 / )  Re[4]: ザロメとニーチェの関係
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/09/25(Sat) 20:19:31)
    お邪魔しま〜す。

    tollさん、■16777の写真?の、向かって左側の、わたし見たことある。
    左から、ザロメ、レー、ニーチェなのかな?
    ザロメが右手に持ってるのは「鞭」?

    わたしが読んだ「カント」っていう本の中に、
    〔…ニーチェにとって女性とは、ギリシア市民たちの女性観がそうであったように、愛の対象というよりはむしろ、男のために家政をととのえ、強健な子どもを生み育てるという使命を果たすべきものであった。この使命を忘れて男女の同権を主張する女史たちは、自分が女としての資性に欠けていることを自認しているようなもので、愚劣きわまることのように思われた。こうしたニーチェの女性観は、『ツァラトゥストラ』第一部の中の一章、「老いた女と若い女」の中で率直に表明されているが、ここでニーチェは、登場人物である老婆の口を介して、「汝が女のもとへ行くときには、鞭をたづさえることを忘れるな」と主張しさえするのである。こうした女性観をもつニーチェが女性の愛情をかちえるということは、至難のことであろう。…〕
    って書いてあっのね。

    パニさん、
    ニーチェって、パロディ、ユーモアのあるところやお茶目なところ、があったみたね。

    No16699
    >NIETZSCHE WONDERLANDのニーチェ伝、哲学成熟期にルー・アンドレアス・ザロメのことは書いてあるけど、これも何か?<
    っていうとことだけになんだけど、
    わたしがザロメとニーチェの関係について関心が湧いたのは、『善悪の彼岸』の、
    【真理が女である、と仮定すれば――、どうであろうか。すべての哲学者は、彼らが独断家であったかぎり、女たちを理解するにかけては拙(まず)かったのではないか、という疑念はもっともなことではあるまいか。彼らはこれまで真理を手に入れる際に、いつも恐るべき真面目さと不器用な厚かましさをもってしたが、これこそは女(あま)っ子に取り入るには全く拙劣で下手くそな遣(や)り口ではなかったか。女たちが籠絡(ろうらく)されなかったのは確かなことだ。…】っていうところ。
    でね、わたしが知りたかったのは、ニーチェって、女たち(真理)を籠絡できたのかしら?っていうこと。

    NIETZSCHE WONDERLANDのニーチェ伝、哲学成熟期に、
    〔「永劫回帰」を受胎した同年、ニーチェは教養人が出入りするサロンでパウル・レーと知り合いローマ旅行に招待される。同じくサロンの常連でもありレーの友人でもあった帝政ロシアの将軍グスタフの娘、ルー・アンドレアス・ザロメとローマのサンピエトロ寺院近くで出会う。ルーはニーチェの独創的な思想に魅せられ、互いの思想に共鳴し意気投合した三人は、思想の完成を目的としたパリでの奇妙な共同生活を夢想するが、周囲の反対にあい実現しなかった。その後、ルーやレーとの親密で楽しい日々を過ごすうちに、ニーチェは最大の理解者であるルーを理想の伴侶として思い描くようになりプロポーズするに至る。ルーのニーチェに対する思いは恋情ではなく友情であったため、二度の求婚もニーチェの独り相撲に終わる。〕
    ってある。けっきょく、ニーチェはルーにフラれちゃった、っていうことよね。

    「籠絡」って意味わかんなかったからネットで調べたら「巧みに手なずけて、自分の思いどおりに操ること」ってあった。たぶん、ニーチェって、そんな器用なことができるタイプじゃなさそうだけどね。

    ザロメとニーチェの関係でいろいろ調べてみたなかで、
    Lou Andreas-Salomé, la indomable mujer que enamoró a Nietzsche, Freudy y Rilke
    っていうのネットであったんだけど、〔実現しなかった〕っていうことはどういうことなのかしら?

    写真は本物?

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