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Re[61]: 音楽に助けられた
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□投稿者/ 田秋 -(2021/09/09(Thu) 15:42:31)
| おはようございます、floraさん
No16105 の >母の交通事故死への憎しみや悲しみが音楽で癒された、という認識はあまりありません。 というのはNo16121で書いた >自分の悩みや逆境(と思える事)は、実は些細なものだと思えるようになった 音楽の力をもってしても母の死を些細なこととは思えなかったのだと思います。
ボクの場合、音楽に助けられることと並んで、楽器を弾くというこに助けられることもあります。
5歳でバイオリンを始めて既に62年の間楽器を弾いています。これは人生の92.5%に当たります。こうなると自分の一部だと言っても過言ではありません。上手く弾けてうれしかった時。失敗して落ち込んだ時、考えたり学んだり、非常に多くのことが楽器とともにあります。楽器を手にする時自分が自分であることを自覚できるのです。
大好きなブラームスの2番のシンフォニーを演奏している時、今ボクが弾いているこのビオラの旋律は嘗てブラームスの頭の中でも響いていたのだと思うと、もうどうしようもなく幸福になっちゃいます。こういうのを至福の時というのかなと思ったりします。指揮者がどのように解釈しようともそこにはやはりブラームスがいるのです。
数は多くありませんが、その逆もあります。「オマエ、なんでこんな曲書いたんだ?なんか恨みでもあるんか!」 そんな曲もあります。まあ、それもビオラと一緒に経験している訳で・・・
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