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Re[10]: Z 第一部 説話[7]
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□投稿者/ パニチェ -(2021/08/20(Fri) 19:49:21)
| ■No15710に返信(みのりさんの記事) > [7] 読むことと書くことについて > > ・・・・・ > 1 すべての書かれたもののうちで、わたしは、人が自分の血でもって書いているものだけを、愛する。血でもって書け。そうすれば、きみは、血が精神であることを経験するであろう。 > ・・・・・ > 『ツァラトゥストラ』上 ちくま学芸文庫 p72より引用 > > この文章そのものが、血をもって書かれているみたいです。 > > 血が精神であること、というのは、身体こそが自己であるという一貫したニーチェの考えから出ていると思います。 > > ・・・・・ > 5 かつて精神は神であった。次いで精神は人間になった。そして今は、それどころか、精神は賤民にさえなる。 > ・・・・・ > 同書 p73より引用 > > 形而上学的な考え方が支配だった時代には、精神の働きは超人間的な物と考えられていたが、近代になり、精神の働きは人間そのものの働きにほかならず、精神を人間に吹き込む神は存在しないと考えられるようになった。(《神の死》) > そして近代が深まるにつれ、卑俗な大衆の意見が支配権を握ろうとしている、そうしたことについてここで語られています。 > (訳注p347〜p348 を参考にしました。) > > > 血でもって書け。名言だな〜。
激同!
自らの血肉としたもは血でもって書けるんでしょうね。
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