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No14993 の記事


■14993 / )  Re[54]: Z 第一部 説話[3]
□投稿者/ みのり -(2021/07/17(Sat) 10:18:49)
    No14990に返信(パニチェさんの記事)
    > 2021/07/17(Sat) 08:53:07 編集(投稿者)
    >
    > おはようございます、みのりさん。
    > お陰様で私もツァラトゥストラを学び直す機会になっていて楽しいです。

    パニチェさん、レスありがとうございます。
    お世話になっております。<(_ _)>

    > ■No14987に返信(みのりさんの記事)
    >>パニチェさん、おはようございます。
    >>質問したいところがあるので、教えていただけると嬉しいです。
    >
    > はい!喜んで♪(居酒屋店員風w)

    じゃ、とりあえず生で♪ (違うか (^▽^;)

    >>■No14960に返信(みのりさんの記事)
    > >>説話[3]背後世界論者たちについて
    >
    > >>・・・・・
    > >>13 わたしの言うことを信用せよ、わたしの兄弟たちよ! 身体に絶望したのは、身体であった、─ 身体こそが、昏迷せる精神の指でもって、最後の壁を手探りしたのだ。
    > >>
    > >>14 わたしの言うことを信用せよ、わたしの兄弟たちよ! 大地に絶望したのは、身体であった、─ 身体こそが、存在の腹が自分に話しかけてくるのを聞いたのだ。
    > >>・・・・・
    > >>『ツァラトゥストラ』上 ちくま学芸文庫 p57より引用
    >
    > >>13にある、身体に対する身体の絶望とは、自己に対する彼ら自身の絶望を意味する。
    > >>14にある、大地に対する身体の絶望とは、自己存在の根源である大地(現実世界)が無力で病的な絶望的なものに化していることに絶望することを意味する。そして、その絶望により自ら(身体でもって)背後世界というものを作り上げ、背後世界からの啓示を聞いたと思い込む、そうしたことについて書かれていると思います。
    >
    > >>(同書 p329〜p330 訳注を参考にしました。)
    >
    > >>「存在の腹」ということについては、p330訳注にある「大地の或る秘められた醜悪な面」という解釈とは違う解釈をしてみました。
    > >>そのほうが私としては合う気がしました。
    >
    >
    >>13、14についてパニチェさんはどのように解釈されますか?
    >>訳注を参考にして自分なりに解釈してみたのですが、もうひとつ自信がなく、パニチェさんの解釈を聞いてみたいと思いました。
    >
    >
    > みのりさんの解釈と同じで同意します。
    > 背後世界論者たちが神や背後世界を捏造したプロセスを解体&断罪しつつツァラトゥストラが語っているところですね。

    主旨というか大筋のところではそういうことですよね。^^
    そのことについて、表現を少しずつ変えながら言及しているので「背後世界論者たち」は長めなのかな、と今のところ思っています。
    ニーチェがそれだけ力を入れたかった部分ということになるのでしょうね。


    >>「存在の腹」というのが何を意味するのか、それについてのパニチェさんの解釈もよかったら教えてください。
    >
    > 大地(身体性)を離れて天空(背後世界)へと向かわせるような大地の醜い臓物や魔物、大いなる理性に潜み病的精神に作用する暗黒物(ニヒリズムの暗黒面)みたいに解釈しています。

    教えていただいてありがとうございます。

    身体性(大地)がそのまま健康的に作用するのではなく、身体性(大地)には病みや暗黒面に向かってしまわざるをえない傾向が隠されている、というようなことを書かれているのかな、と思いました。
    (違ってたらすみません。)


    > でも、ここは読者が自由に自分に当てはめて会解釈できる自由度のある表現ですね。
    > ニーチェやツァラトゥストラは読者に委ねていると思います。

    はい。^^


    また、ぼちぼちと次に進んでいこうと思います。


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