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No12647 の記事


■12647 / )  Re[14]: うましかさんへ §について
□投稿者/ うましか -(2021/05/15(Sat) 01:42:38)
    こんばんは。pipitさん。
    おじゃまします。

    今夜は、pipitさんに脱帽です!

    *******

    >>そういえばNo.12554において、私は「形而上学的な根拠づけ(演繹)」という言葉は、第一版(初版)では出てこないと書きました。そのときもうひとつ気になったことなのですが、第一版の「純粋悟性概念の演繹」ではそもそも第〇項(§〇)とされていないのです(原佑訳上巻、p.249〜参照)。もしかしたら、§〇で分ける方法というのは、第二版のときに新たに導入したものかなとおもいました。<

    >その通りみたいです。
    御子柴善之先生の『シリーズ 世界の思想 カント 純粋理性批判』御子柴善之先生著、p105に、
    『(1)『純粋理性批判』には「超越論的感性論」から「超越論的分析論」の途中まで、§1から§27までの区分がありますが、これは第二版で挿入されたものです。初版にこのような区分はありませんでした。』
    と載っていました。

    >この項目分けをやめる時のカントによる文章が、中山先生訳本の第二巻p178に載っています。
    >また、この項目分けについて、中山先生が奇妙に思われる点を、第一巻p253の、訳注(17)で書かれています。


    *******

    じつは、、、本日私はみずからの疑問を自分なりに解決したのです。

    原佑訳の凡例を確認し、本日とどいた天野貞祐訳(一)の解説を読むことによって。

    けれども、御子柴善之『シリーズ◆世界の思想 カント 純粋理性批判』に書いてあったのですね! この本、私もってるんですが、まだ読まないと決めて温めていました(´;ω;`)ウッ… しかもp.85の註(1)という分かりづらさ。

    pipitさんの読み込みはていねいですね(私がおおざっぱなだけかな^^;)

    それよりも、今夜眠気が吹っ飛んだのは、カント自身が『純粋理性批判』(第二版)で「項」について言及していること。



    これにはまいりました。
    教えてくださり、ありがとうございます!


    はやくカント沼でバタ足できるようにがんばりまーす!

    それでは〜
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