| 2021/05/27(Thu) 21:06:38 編集(投稿者)
■No13267に返信(悪魔ちゃんさんの記事) > パニさん、わたしこのごろ「感情」っていうのいろいろ調べてるんだけど、 > > 「感情」について、ニーチェ、なんか何か言ってる?
調べてみたら感情が出てくるアフォリズムは曙光に集中してて61あります。 感情がメインとなってるアフォリズムに以下のようなものがあります。
『感情とその判断からの由来。──「君の感情を信頼せよ!」──しかし感情は最後のものでも、最初のものでもない。感情の背後には判断と評価があり、それらは感情(傾向、嫌悪)の形をとってわれわれに遺伝している。感情に基く霊感は、判断の──しかもしばしば誤った判断の!──そしていずれにもせよ君自身のものでない判断の!幼い孫である。自分の感情を信頼する──それは、われわれの内部にある神々、すなわち、われわれの理性とわれわれの経験に従うより以上に、自分の祖父と祖母、さらにその祖父母に従うことを意味する(曙光第35番)』
あとツァラトゥストラには以下のような台詞があります。
『きみのもろもろの思想や感情の背後に、わたしの兄弟よ、一人の強大な命令者、一人の知られざる賢者が立っている──この者が自己と呼ばれる。きみの身体のなかに彼は住んでいる。彼はきみの身体なのだ。(ツァラトゥストラ 身体を軽蔑する者たちについて)』
わしが思うに。。。 もっとも原初的な感情というか原型は快・不快だと思う。 怒りや恐怖は不快に属し、攻撃するか退避するか、生命維持に直結する。 快は生死には直結しない欲望や欲求の充足の結果として生じる、、、
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