| みのりさん、ありがと。
ハンナアーレント、わたし知らなかったんでナットで検索してみました。
彼女は1906−1975、ハイデガーは1889−1976、同時代に生きた人たちみたい。彼女はユダヤ人、彼はドイツ人、ん〜ん、民族と国民の違いになるのかな?二人とも哲学者っていう点で接点があった?その映画にハイデガーが登場するんだったら、彼女や彼がどのようにその映画のなかではどのように描かれてるのか、いつか見て見たいと思いました。
ウィッキによると、彼女の思想について、
〔アーレントは、身をもって経験した全体主義の衝撃―「起こってはならないことが起こってしまった」―から、政治についての思索を開始するに至った。1945年、以下のような発言をしている。 「リアリティとは、『ナチは私たち自身のように人間である』ということだ。つまり悪夢は、人間が何をなすことができるかということを、彼らが疑いなく証明したということである。言いかえれば、悪の問題はヨーロッパの戦後の知的生活の根本問題となるだろう…」 彼女の政治哲学の原点は「人間のなしうる事柄、世界がそうありうる事態に対する言語を絶した恐れ」であった。なぜ人間にあのような行為が可能であったのかという深刻なショックと問題意識から、彼女は政治現象としての全体主義の分析と、その悪を人びとが積極的に担った原因について考え続けることになる。〕 って書いてあった。
こういうのって「人間とは何であるのか?」っていう問いにも結びつんじゃないかしら?
ほら、いま、ロシア人-間とウクライナ人-間との間で起こってることにも関連するのかな〜?って、ふと。
〔なぜ人間にあのような行為が可能であったのか〕っていう過去形じゃなくて、 〈なぜ人はそのような行為が可能であるのか〉っていう現在進行形の問い方もあるかも。
|