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■24229 / inTopicNo.37)  王位戦
  
□投稿者/ 田秋 -(2022/06/29(Wed) 19:00:20)
    王位戦第1局は豊島9段の勝ちとなりました。昨年第1局を彷彿とさせる勝ちっぷりで、最後AIがこれ以外は逆転という手順を指し続けての即詰みでした。


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■24232 / inTopicNo.38)  Re[26]: 梅雨明け
□投稿者/ flora -(2022/06/29(Wed) 19:55:34)
    No24227に返信(田秋さんの記事)

    田秋さん、こんにちは〜

    > 日本はここ数日各地で梅雨が明けています。異常に早い梅雨明け、従って梅雨の期間も短く、東海地方だと2週間に満たない位です。連日猛暑で、群馬の伊勢崎市で40度だそうです。うちは寝るとき寝室の窓を全部開けエアコンなしで寝ています。1階ですが塀が二重になっているので昔からそうしています。
    >
    > ロンドン19度となってますが寒いんですか?

    現在私のいるところ、外気温で21℃です。ここ数日は18℃前後でした。寒いです。時々暖房を入れます、ううう・・・
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■24261 / inTopicNo.39)  眉の熟語
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/01(Fri) 16:21:29)
    おはようございます、floraさん

    眉を使った言葉には美人に関するものがあります。柳眉、蛾眉など。柳眉は柳の葉のように細い眉。それでは蛾眉は?蛾は日本ではどちらか言うとマイナスのイメージですが、蛾の触角が細く三日月型をしているので中国ではそういう表現をするようです。蛾は女偏で娥眉と書く場合もあります。

    どちらも細い眉で中国の美人は細い眉なのか!と思いますが流行というものがあり、下図のような眉がもてはやされた時代もあります。中唐〜後唐の頃で、楊貴妃もひょっとしたらこんな眉だったかも???どこかに楊貴妃の眉の記述が残っているかもしれませんが未見です。ふくよかであったことは確かです。

    柳眉は単体で使われるよりも「柳眉を逆立てる」という形の方がお目にかかるかもしれません。怒った時に使いますが、一つ条件があります。あくまでも《美女》が怒ったときです。

    美形を表現する言葉として眉目秀麗というのがあります。これは主に男性に対して使うようです。

    「眉を顰(ひそ)める」は他人の嫌な行為に不快を感じたときに使い、男女の区別は無いようです。最近、「眉をしかめる」と言う人もいるようですが、これは「顔をしかめる」との混同です。

    まだまだあるので、続きます。
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■24282 / inTopicNo.40)  Re[28]: 眉の熟語
□投稿者/ flora -(2022/07/02(Sat) 01:58:24)
    2022/07/02(Sat) 01:59:48 編集(投稿者)

    田秋さん、こんにちは

    眉に関して色々とありがとうございます。

    >眉を使った言葉には美人に関するものがあります。柳眉、蛾眉など。柳眉は柳の葉のように細い眉。それでは蛾眉は?蛾は日本ではどちらか言うとマイナスのイメージですが、蛾の触角が細く三日月型をしているので中国ではそういう表現をするようです。

    蝶も蛾の一種ですよね。蛾は一般的に夜行性ですので電灯のない時代、燭光に集まったのでしょうか? 昔の方々は暗いながらも細かいところまでよく観察していますね。 中国にはMoon mothというのがいるそうで、それは美しい蛾です。

    >蛾は女偏で娥眉と書く場合もあります。  

    蛾と娥は意味が違いますよね? 
    中国の月探査機の名前は「嫦娥」、月へ逃げた神話の中の美人ですよね。

    SHの『バスカヴィルの犬』にも新亜種のセセリチョウ蝶(?)を発見した昆虫学者スティプルトンが出てきましたね。

    中国のMoon moth 左がオス、右がメス

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■24330 / inTopicNo.41)  嫦娥さん登場
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/03(Sun) 17:44:44)
    おはようございます、floraさん

    蛾眉は娥眉とも書くという話からfloraさんは嫦娥さんを招待しました。で、今回は嫦娥さんのお話です。この人は元々仙籍の人で夫は后ゲイ(窒フ下に廾)です。同時に太陽が10個出て人々が暑さに苦しめられていたのでそのうち9個を得意の矢で射落としたあのゲイです。
    この太陽、実は天帝の息子たちだったのです。人々は太陽が1個になり元通りになって喜びましたが、天帝は自分の子供が一度に9人も殺されたのでゲイに対して恨みを抱き(天帝が何故ゲイを殺さなかったのか疑問がありますが、今は不問)ゲイの神籍を剥奪し、天に戻れないようにしました。妻だった嫦娥も同罪に処せられました。嫦娥は夫を恨みました。

    その後ゲイは天帝からも妻からも疎んぜられ、失意の日々が続きました。あるとき西王母に会ったのですが、西王母はゲイを憐れに思い不死の薬を与えました。
    「これは不死の薬です。あなたとあなたの妻の二人分あります。もし一人で飲めば天に昇って神になれます」

    ゲイは喜んで家に帰り妻に保管させ、吉日を選んで二人で飲むつもりでした。しかし嫦娥は違いました。
    「私が天に戻れないのは夫ゲイが悪いからだわ、よおし、薬全部飲んで私だけ天に戻ることにしよう」と一人で全部飲んでしまいました。

    月に戻ったのもつかの間、嫦娥は自分の体の異変に気がつきました。背が縮み腹と腰が膨らみ、口が大きくなり、皮膚はゴツゴツしたものになりました。
    絶世の美女嫦娥はこの世で最も醜いヒキガエルになってしまったのでした。

    この神話には他のバージョンもあり、月に来たけれど白兎が一羽いるだけで、一生さみしく暮らしたという結末もありますし、他の結末もあります。

    下図左は長沙馬王堆1号漢墓出土の帛に描かれた月界。ヒキガエルとウサギがいる。右はわかりやすく線画にしたもの。

    因みに西王母と嫦娥は西遊記にも登場します。八戒が下界に落とされたのは酒に酔って嫦娥にいたずらしたためということになっています。嫦娥は95回でもう一度登場し、八戒は再び口説こうとして悟空にびんたを喰らっています。

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■24373 / inTopicNo.42)  Re[30]: 嫦娥さん登場
□投稿者/ flora -(2022/07/04(Mon) 16:09:58)
    No24330に返信(田秋さんの記事)

    田秋さん、おはようございます!

    > 蛾眉は娥眉とも書くという話からfloraさんは嫦娥さんを招待しました。で、今回は嫦娥さんのお話です。この人は元々仙籍の人で夫は后ゲイ(窒フ下に廾)です。同時に太陽が10個出て人々が暑さに苦しめられていたのでそのうち9個を得意の矢で射落としたあのゲイです。
    > この太陽、実は天帝の息子たちだったのです。人々は太陽が1個になり元通りになって喜びましたが、天帝は自分の子供が一度に9人も殺されたのでゲイに対して恨みを抱き(天帝が何故ゲイを殺さなかったのか疑問がありますが、今は不問)ゲイの神籍を剥奪し、天に戻れないようにしました。妻だった嫦娥も同罪に処せられました。嫦娥は夫を恨みました。
    >
    > その後ゲイは天帝からも妻からも疎んぜられ、失意の日々が続きました。あるとき西王母に会ったのですが、西王母はゲイを憐れに思い不死の薬を与えました。
    > 「これは不死の薬です。あなたとあなたの妻の二人分あります。もし一人で飲めば天に昇って神になれます」
    >
    > ゲイは喜んで家に帰り妻に保管させ、吉日を選んで二人で飲むつもりでした。しかし嫦娥は違いました。
    > 「私が天に戻れないのは夫ゲイが悪いからだわ、よおし、薬全部飲んで私だけ天に戻ることにしよう」と一人で全部飲んでしまいました。
    >
    > 月に戻ったのもつかの間、嫦娥は自分の体の異変に気がつきました。背が縮み腹と腰が膨らみ、口が大きくなり、皮膚はゴツゴツしたものになりました。
    > 絶世の美女嫦娥はこの世で最も醜いヒキガエルになってしまったのでした。

    面白い逸話を見つけました。1969年にアポロ11号が人類発の月面到着するわけですが、NASAはそれに関して色々なニュースを見ているんですね〜。 地球の管制官が月着陸機のクルーに言うんです。

    管制塔管「今朝のアポロに関する大きな見出しの中に大きなウサギを連れた可愛い女の子を探してほしいという依頼がありました。古代の伝説によると嫦娥と呼ばれる中国の美少女が 4000年前から住んでいるそうです。どうやら彼女は夫から不老不死の薬を盗んだため、月に追放されたらしい。
    夫から不老不死の薬を盗んだため、月に追放されたようです。また、彼女の仲間である大きな中国のウサギも探してみてください。
    ニッケイの木陰でいつも後ろ足で立っているので、すぐに見つけることができます。このウサギの名前は報告されていません。」

    月着陸機クルー「了解、バニ――ガールを探してみましょう。」

    (F意訳)

    交信内容は179頁の最初

    https://www.hq.nasa.gov/alsj/a11/a11transcript_tec.pdf

    米国には中国系も多いので、そういうお願いも出て来るのでしょうね^^非常に緊張する状態でいながらもジョークを忘れないのは素晴らしいですね。


    > 下図左は長沙馬王堆1号漢墓出土の帛に描かれた月界。ヒキガエルとウサギがいる。右はわかりやすく線画にしたもの。
    >
    > 因みに西王母と嫦娥は西遊記にも登場します。八戒が下界に落とされたのは酒に酔って嫦娥にいたずらしたためということになっています。嫦娥は95回でもう一度登場し、八戒は再び口説こうとして悟空にびんたを喰らっています。
    うう語句にあるのでしょうか

    西遊記にも出て来るんですね。へ〜〜。
    ちなみに『かぐや姫」の原型も中国にあるのでしょうか?
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■24389 / inTopicNo.43)  月から地球を見る など
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/05(Tue) 15:56:10)
    おはようございます、floraさん

    ああいう交信内容が公開されているんですね。それにしてもよく発見しましたね!

    ボクも面白いものを見つけました。月から見た地球のバーチャル体験です。
    https://www.youtube.com/watch?v=9NsQY_1Ra_A
    動画中で指摘されて初めて気がついたことが色々ありました。月から地球を見るとどのように見えるか、試験問題にもなるんですってね。

    月のヒキガエルについて中野美代子さんが次のように説明しています。最初は昨日載せた図のようにヒキガエルはかなり大きかったのですが、時代が下がると共に次第に小さく描かれるようになり、遂には消えてしまったそうです。そうなってから日本に伝わったので日本の月にはヒキガエルがいないのだそうです。因みに日本ではウサギは餅を搗いていますが中国では仙薬を搗いています。

    西遊記第95回での八戒
    にわかに春ごころをもよおし、いつしか空にとびあがり、嫦娥に抱きついたものです。
    「ねえちゃんよ、おいらたちは、むかしなじみだよな。ちょいとナニしてあそぼうや」
    たちまち悟空が近づいて、八戒をひっつかまえるなり、びんたをふたつ食らわせ(以下略)
    という感じです。

    八戒と嫦娥の最初の出会いは、観音菩薩の前で改心して回想として語っているので八戒センセーのすけこまし術の描写はありません。

    かぐや姫もmade in Chinaかどうかですが、ボクは詳しくないのでネットの記事を読んだ印象を書くと
    「かぐや姫の作者は漢籍にも造詣が深く嫦娥の話も当然知っていたが、それの二番煎じかというとそうとも断言できない」
    という感じですかね。

    かぐや姫のことは源氏物語の絵合わせの帖に出てきます。源氏は11世紀初頭の作品ですからそれ以前には成立していたということになります。
    青空文庫の源氏物語・絵合わせの帖です。
    https://www.aozora.gr.jp/cards/000052/files/5032_10223.html
    上文を「日本最初」で検索すると該当部分がヒットします(4つめの歌「うきめ見しそのをりよりは今日はまた過ぎにし方に帰る涙か」の12〜3行下です)。

    この考察も面白いです
    h
    ttp://web1.kcn.jp/tkia/mjf/mjf-64.html
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■24398 / inTopicNo.44)  ミッチー
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/06(Wed) 10:04:51)
    おはようございます、floraさん

    面白いインタビューを見つけました。

    井上道義マエストロが語る!優秀な指揮者とは?芸術・音楽とは?
    https://www.youtube.com/watch?v=McfV3BdOKSE
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■24404 / inTopicNo.45)  Re[32]: 月から地球を見る など
□投稿者/ flora -(2022/07/06(Wed) 17:06:55)
    田秋さん、こんにちは

    >ああいう交信内容が公開されているんですね。それにしてもよく発見しましたね!
    人類初の偉業を成し遂げる場面でも、冗談を忘れないんですよね、すばらしいですね。

    ネットサーフィンの面白いところは次から次へと面白いところへ連れて行ってくれるところですね。

    >ボクも面白いものを見つけました。月から見た地球のバーチャル体験です。
    https://www.youtube.com/watch?v=9NsQY_1Ra_A

    >動画中で指摘されて初めて気がついたことが色々ありました。月から地球を見るとどのように見えるか、試験問題にもなるんですってね。

    どうもありがとうございます、とても面白かったです。あの月から地球を見るソフトいいですよね〜。ほしい!^^

    >月のヒキガエルについて中野美代子さんが次のように説明しています。最初は昨日載せた図のようにヒキガエルはかなり大きかったのですが、時代が下がると共に次第に小さく描かれるようになり、遂には消えてしまったそうです。そうなってから日本に伝わったので日本の月にはヒキガエルがいないのだそうです。因みに日本ではウサギは餅を搗いていますが中国では仙薬を搗いています。

    こんなサイトがありました。
    https://prometheusblog.net/2017/07/24/post-5625/

    >かぐや姫のことは源氏物語の絵合わせの帖に出てきます。源氏は11世紀初頭の作品ですからそれ以前には成立していたということになります。
    青空文庫の源氏物語・絵合わせの帖です。
    https://www.aozora.gr.jp/cards/000052/files/5032_10223.html
    上文を「日本最初」で検索すると該当部分がヒットします(4つめの歌「うきめ見しそのをりよりは今日はまた過ぎにし方に帰る涙か」の12〜3行下です)。

    どうもありがとうございます。拝読しました。11世紀にはすでにストーリーが知れていたんですね・・・

    >この考察も面白いです
    h
    ttp://web1.kcn.jp/tkia/mjf/mjf-64.html

    拝読しました、この中に
    「実は困ったことに、時代を遡る『万葉集』にも「竹取翁の物語」がある。巻十六であるが、ある丘で九人の天女に遭遇して、翁が半生を振り返り、このような自分にもモテた若かりし頃があったと長歌(3790番歌)を詠み、天女たちも一首ずつ応える歌物語である。これは、竹もかぐや姫も登場しない「竹取翁の物語」である。『竹取物語』とは無関係だとも言われる。」とありますよね。

    これで思い出したのが、パルナッソス山に住むアポロと芸術を司どる9人の女神(ミューズ)たちのストーリーです。

    ご存じのように、パリの14区は文化人や芸術家たちが住み始め、その地区の名前はギリシャ神話にちなんでモンパルナス(Montparnasse=パルナッソス山)となりました。面白いですね^^。
    以下は9人の女神たち 紀元2世紀頃 (ルーブル所有)

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■24412 / inTopicNo.46)  グローバル化とローカル社会
□投稿者/ 田秋 -(2022/07/07(Thu) 10:40:55)
    2022/07/07(Thu) 10:43:09 編集(投稿者)

    おはようございます、floraさん

    昨日の人類学は「グローバリゼーションとローカル社会」でした。話のポイントはいくつかありましたが、興味を惹いたのは、グローバリゼーションはローカル社会を淘汰するか?という話題でした。淘汰されるという考えに対し、講義の先生はそうでもないという主張で、例としてマクドナルドの世界展開を例に挙げていました。

    確かにマックは世界中に展開していますが、だからといって世界の食卓を独占したわけでもありません。また100%ビーフだとインドでは売れないので野菜とチキンのパテを挟んだハンバーグ(?)を売っています。ファーストキッチンに対抗してスローフーズの運動が起こったり、日本では喫茶店や休憩場としてのニーズもあります。こういうのをグローバリゼーションの地域化、土着化といいグローカルゼーションという言葉もあるようです。

    さてオーケストラの世界はどうかというとグローバル化の波は確実に押し寄せています。沢山の学生が留学し世界各国の優秀な先生の下で修行します。想像してみて下さい、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、オーストリー、ロシア、ハンガリーでそれぞれ学んだ若い音楽家が一つのオーケストラに入った時、そのオーケストラの音は一体どういうものになるでしょう。

    私見ですが、ベルリンフィルはそういう音だと思います。所謂グローバル化した音です(ここではいい意味で言っています)。あそこは筋金入りのグローバル化です。昔は、ドイツのオケは重厚、フランスのオケは軽妙洒脱、アメリカのオケは煌びやか、ロシアのオケは力ずく(?)となんとなくわかりました。今はどこのオケの演奏か、演奏だけではわかりません。

    今世界の一流のオケでローカル色をよく保っているのはウィーンフィルだと思います。オケの機能としてはベルリンフィルが断然上だと思いますが、出てくる音楽はまた別で、味というか色というかそういうものがあります。音の均質化というのはそういうものが無味無色になります。それが悪いかと言うとそうでもなく、まっさらなキャンパスのようなものだと思います。ウィーンフィルの場合、キャンパスが最初から薄くウィーンフィル色に塗られているというイメージです。昔はどこのオケにもそういう色があったように思います。

    写真は梅干しの天日干し。今日から三日間です。今日だけ夜は家の中に入れます(とレシピに書いてあるので)。
    ネットにピントが合ってしまいましたぁ・・・
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■24416 / inTopicNo.47)  Re[33]: ミッチー
□投稿者/ flora -(2022/07/07(Thu) 15:54:18)
    No24398に返信(田秋さんの記事)
    田秋さん、おはようございます

    > 面白いインタビューを見つけました。
    >
    > 井上道義マエストロが語る!優秀な指揮者とは?芸術・音楽とは?
    > https://www.youtube.com/watch?v=McfV3BdOKSE

    はい、とても面白かったです。この方は怖い方だという先入観があったんですが、色々と分かりやすいようにお話ししてくださっていましたね。

    特に、オーケストラのプライヤーにとって良い指揮者とは、「自分の持っているものを、プラスにポジティブに引き出してくれる指揮者がよい指揮者ではないか」と仰っておりました。 これはリードしてくれる人、例えば教師や上司などにも言えることですね。

    それから私は、どのタイミングで、タクトを振っているのか、わからなかったんですが、彼が言うのは、「音を前に示す」「その先にどんな音が欲しいのかを示す」というようなことをおっしゃっておりましたね。リズムと一緒に振っていたんでは遅れちゃうんですね。 これも非常に為になりました。

    最後にコンサートに関してですが、「一期一会」の事をおっしゃっていたのかな? 生もの、瞬間瞬間がその時だけのもの、二度と繰り返せない、経験できない・・・これも理解できました。ロックとかジャズのプライヤーたちがライブをやるのもそういったことなんでしょうね。

    ありがとうございましたv**v
引用返信/返信 削除キー/
■24426 / inTopicNo.48)  Re[34]: グローバル化とローカル社会
□投稿者/ flora -(2022/07/07(Thu) 19:30:59)
    No24412に返信(田秋さんの記事)
    > 2022/07/07(Thu) 10:43:09 編集(投稿者)

    田秋さん、こんにちは

    > 昨日の人類学は「グローバリゼーションとローカル社会」でした。話のポイントはいくつかありましたが、興味を惹いたのは、グローバリゼーションはローカル社会を淘汰するか?という話題でした。淘汰されるという考えに対し、講義の先生はそうでもないという主張で、例としてマクドナルドの世界展開を例に挙げていました。
    >
    > 確かにマックは世界中に展開していますが、だからといって世界の食卓を独占したわけでもありません。また100%ビーフだとインドでは売れないので野菜とチキンのパテを挟んだハンバーグ(?)を売っています。ファーストキッチンに対抗してスローフーズの運動が起こったり、日本では喫茶店や休憩場としてのニーズもあります。こういうのをグローバリゼーションの地域化、土着化といいグローカルゼーションという言葉もあるようです。

    意味わかります。詳しくはないのですが、マグドも国によって売っているものが違いますし、おそらく味もその国の国民のし好に合わせていると思います。世界制覇のコカ・コーラも国によって味が違いますよね。英国にはちょっと甘い気がします。

    レディボーデンの玉露味? こんなの売ってませんもん。
    >
    > さてオーケストラの世界はどうかというとグローバル化の波は確実に押し寄せています。沢山の学生が留学し世界各国の優秀な先生の下で修行します。想像してみて下さい、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、オーストリー、ロシア、ハンガリーでそれぞれ学んだ若い音楽家が一つのオーケストラに入った時、そのオーケストラの音は一体どういうものになるでしょう。
    >
    > 私見ですが、ベルリンフィルはそういう音だと思います。所謂グローバル化した音です(ここではいい意味で言っています)。あそこは筋金入りのグローバル化です。昔は、ドイツのオケは重厚、フランスのオケは軽妙洒脱、アメリカのオケは煌びやか、ロシアのオケは力ずく(?)となんとなくわかりました。今はどこのオケの演奏か、演奏だけではわかりません。
    >
    > 今世界の一流のオケでローカル色をよく保っているのはウィーンフィルだと思います。オケの機能としてはベルリンフィルが断然上だと思いますが、出てくる音楽はまた別で、味というか色というかそういうものがあります。音の均質化というのはそういうものが無味無色になります。それが悪いかと言うとそうでもなく、まっさらなキャンパスのようなものだと思います。ウィーンフィルの場合、キャンパスが最初から薄くウィーンフィル色に塗られているというイメージです。昔はどこのオケにもそういう色があったように思います。

    こちらもなんとなくわかります。ベルリンフィルはいわゆる世界基準を作っている感じですか? 指揮者がどこの国の人でもその指揮者のローカル色は出ませんか?


    > 写真は梅干しの天日干し。今日から三日間です。今日だけ夜は家の中に入れます(とレシピに書いてあるので)。
    > ネットにピントが合ってしまいましたぁ・・・

    今年もそういう時期になったんですね・・・食と慣習・・・季節が感じられる生活、いいですね。 現代では非常に贅沢なことなんじゃないでしょうか。^^。
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