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概念の記述をB93に見つけた日記
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□投稿者/ pipit -(2023/08/28(Mon) 06:29:06)
| 2023/08/28(Mon) 06:32:24 編集(投稿者)
みなさまおはようございます。
カントが「概念」について「機能によって生まれる」と述べてる箇所を見つけたので引用します。(過去投稿からの再引用)
カント、中山元先生訳。『純粋理性批判2』p50〜(B93.94) 『すべての直観は、感覚的なものであって、触発によって生まれるが、 概念は機能(フンクツィオン)によって生まれる。 わたしがこの〈機能〉という語で意味しているものは、心に思い描かれたさまざまな像を一つの共通の像のもとに秩序づける行為の統一的な作用のことである。 だから、感覚的な直観作用が印象の受容性に根拠づけられているように、概念の営みは、思考の自発性に根拠づけられているのである。 知性はこれらの概念を、ただ判断するために使用することができる。 ところで直観を除くと、心に思い描かれたいかなる像も、対象に直接かかわるものではない。 これと同じように概念もまた、対象と直接にかかわることはない。 概念が直接に関係するのは、対象についての像であり、これは対象とは異なるものである。 だから判断とは、対象についての間接的な認識であり、対象の像についての像なのである。 (略) このようにすべての判断は、わたしたちのさまざまな像を統一する働きをする。 まず対象と直接にかかわる像が存在し、その上位に、その像とそのほかのさまざまな像を含む高次の像があり、これが対象を認識するために利用される。この高次の像において、ほかのさまざまな可能的な認識が、一つにまとめられる。 ところでわたしたちは、知性のすべての振舞いを結局のところは判断とみなすことができる。 だから知性とはそもそも判断を下す能力と考えることができる。 すでに述べたように知性とは、思考する能力だからである。 思考とは、概念によって認識する行為である。 (略)』
概念は、秩序づける行為の統一的な作用によって生まれる、かぁ。
「外延的論理学」のこと思い出したけど、、、山口修二先生の本全然読めてないなー また少しのページでも再チャレンジしてみよう(^○^)
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