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Re[17]: 悟性(Verstand)
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□投稿者/ 田秋 -(2023/08/27(Sun) 07:42:01)
| 2023/08/27(Sun) 07:48:15 編集(投稿者)
おはようございます、pipitさん
(直前にご紹介の文章を読まずに書いています)
説明ありがとうございます。
御子柴先生の文章の中、「領野」は「領域」、「感官」は「感覚器官」という意味で捉えていいですか?西先生、御子柴先生どちらの文章にも「概念」という言葉がありますが、これは「言語化」するという意味合いですか? もしそうならば西先生の 「悟性 概念を通じて判断・思考する能力のこと」 は「悟性とは言語化することによって判断・思考する能力のこと」 御子柴先生の 『ここで「現象の領野で学ぶ」と表現された悟性は、感官によって与えられた現象を概念によって理解する能力です』は 『ここで「現象の領域で学ぶ』と表現された悟性は、感覚器官によって捉えた現象を言語化することによって理解する能力』 と理解して良いでしょうか。
中山先生の『〜悟性は「知性」と訳し〜』という所は、悟性と知性が「等しい」或いは「かなり近い意味合い」ということなんでしょうね。ボク的には「知性」とは理解の原動力にもなるし、理解し蓄積した産物にも思えます(この場合「教養」?)。
「悟性」というのは西周によるUnderstandingや Verstand の和訳ですが、これらの単語は今は「理解(すること)」と訳すのが普通です。それを「理解」と訳さずに「悟性」とするのは「感性」や「理性」と並べるときに「〜性」という言葉を使うことにより統一感を出すという美的感覚もあるのでしょうか。それと「理解」というと「〜のような性質」という語感が不足するということもあるのかな。
=== 今日は地元の音楽を目指すand楽しむ人達の音楽会のお助けマンに行きます。先生は大変です。余程大学の先生の方が楽(?)です。
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