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現実は小説より奇なり>みのりさんへ
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□投稿者/ パニチェ -(2023/05/14(Sun) 08:29:39)
| 2023/05/14(Sun) 13:54:45 編集(投稿者)
おはようございます、みのりさん。レスありがとうございます。
■No30661に返信(みのりさんの記事)
> >「それが何であるか?」を認識するプロセスは映像を見た瞬間から0.5秒を要するそうです。 > >通常は脳がこの0.5秒の時間をゼロにするため時間を遡って同時でるかのように認識されます(マインドタイム)。 > >何らかのバグでこの時差が解消されない場合に初めに見た光景を再度見ているような既視感(デジャビュ)が生じるというのが今のところ納得のいく説明となっています。 > >但しあくまでもひとつの可能性として説明程度にしか考えていませんが。。。
> ここについて、よかったらですが何か具体例を挙げて教えていただけますか。 > 知りたいのですがもう一つピンと来ないのです。
え〜っと具体例というか、これは認知機能のメカニズムなのでそれを具体例をもってカキコしてみます。 目の前を黒猫が通ったとします。 「あっ、黒猫だ!(黒猫が目の前を通り過ぎた)」と認知するプロセスには時間を要します。 以下は矢印通りの時系列とは限りませんし、正確かどうかはともかく、完全認知まで脳が行っている作業です。
目が何かを捉える→電気信号に変換する→認知に関する脳のそれぞれの部位に情報が伝達される→ 動物だ!→見覚えがあるか?→ある→記憶との照合→その動物に関する知識を付加→猫だ! ↓ 大きさは?→そんなに大きくない→どこを→目の前を(空間認識)→動いているか?止まっているか→動いている→危険はあるか?→なさそうだ→色は?→黒
これらの完全認知「あっ、黒猫だ!(黒猫が目の前を通り過ぎた)」には0.5秒ほど要するとのことです(危険回避のための脊髄反射的なショートカットプロセスもありますが)。
この0.5秒の時間は脳内で圧縮されて見た瞬間に完全認知しているように私たちは感じられるということです。 ところが何らかのバグ0.5秒前に目で捉えていた時間が圧出されない場合に(すぐ直前0,5秒前に見ているにもかかわらず)完全認知に至った段階で以前に見た光景をもう一度見ているかのように認識されるのがデジャビュの脳科学的な説明です。
> >PS.もし書籍を読んでいって分からないことがあれば質問してもらえれば私で答えられる内容であれば返信させてもらいます。余計なお世話になっているなら、もみろんスルーしてもらっても全然構いません。^^ > このレスへの返信もお気遣いなく♪
> ありがとうございます。 > とりあえず自分で読めるところまで読んでみます。 > そして、疑問を文章化してお伝えが可能そうでしたらぜひお願いしたいです。 > その際にはよろしくお願いします。 > 私の場合、あまりにも基礎知識がなさすぎて、わからないところばかり&質問がまとまらない可能性が高い気もしますが。。(^▽^;)
了解しました。Amazonの紹介文で見た目次からすれば量子力学が成立するまでのプロセスを追って解説されているようですから面白いと思います。 現実は小説よりも奇なり!です。^^
和田純夫著「量子力学の多世界解釈 なぜあなたは無数に存在するのか 」(ブルーバックス) 第1章 原子の世界 第2章 量子力学の誕生 第3章 光は波か粒子か 第4章 波の収縮と確率――コペンハーゲン解釈 第5章 状態の共存から多世界解釈へ 第6章 同時進行する複数の状態 第7章 ボーア=アインシュタイン論争からエンタングルメントへ 第8章 光子の干渉実験 第9章 デコヒーレンス─ 干渉性の喪失 第10章 世界の分岐 第11章 確率則 第12章 多世界解釈の世界像
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