□投稿者/ おくたがわ -(2022/09/15(Thu) 09:10:55)
| 不可知について 「不可知」を、対象についてまったく一切知り得ない。という意味とすると、 「〇〇は不可知である」はパラドックスを生じる。 〇〇の「不可知だ」という特徴を知ってるやん、と。
なので「〇〇は不可知である」のように述語として使用できる「不可知」は、(側面なり観点なり方法なりを)限定した意味になるだろう。
物自体について 見えている一本の木は、(何らかのものに触発されて)人の観念に生じている。 しかし、触発した側(物自体の世界)に、木と対応する一個の何かがあるのではない。 物自体は、時空と関係せず、カテゴリーも適用できないのだから、一個二個…はなく、全体と部分もない。当然、物体も物質もない。 人が直接把握できる様態になく、イメージもできない。 物自体と、人の中に生じる表象や現象との関係として、一対一対応とか写像のようなものはイメージできない。
物自体の不可知
物自体のありかたを、知覚として、感性による表象として、知ることはできない。 悟性・思考によって知れる部分はある (感性を触発する何かである。時空と関係がなくカテゴリーを適用できない(因果律がない)。など)
随時修正していくと思います。
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