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No7209 の記事


■7209 / )  fパニチェさんへ
□投稿者/ minori -(2020/09/30(Wed) 21:20:17)
    パニチェさん、レスありがとうございます。

    > >>『彼(パウロ)は、異教の世界の大きな欲求を理解しており、キリストの生と死の事実からまったく勝手気ままな選りごのみをして、すべてのものをあらためて強調しなおし、いたるところで重点をおきかえた・・・彼は原始キリスト教を無効にしてしまったのである・・・僧侶や神学者を暗殺するたくらみが、こうしたパウロのおかげで、一つの新しい僧侶階級や神学をうむことで終わった──ひとつの支配階級を、一つの教会をも。(力への意志 第167番)』
    >
    >>地上に天の国を作る、から死後の救済へ変更してしまったことを指しているのですね。
    >
    > あぁ、なるほど。そういう意味合いも含むんですね。


    イエスが生きて活動していた際には、形骸、形式化していた旧約の律法を中身のあるものとしようとしていた(神への愛、隣人愛の二本立て)のだと思うのです。
    イエスの十字架と復活ということがあって、それが救いの根拠としての中心になり(罪は赦されている)、同時に広く信じられるようになっていった、という道筋になると思います。
    後者のほうをニーチェは批判的に思っていたのかな、と。
    ニーチェのキリスト教観についてもほとんど知らなかったのですが、教えていただいたものから早速に考えてみると、そうなるのかもしれない、というところです。
    これは私が知る範囲の知識をもとにこのように思う、というものであって、クリスチャンの方や詳しい方にとっては、また違うかもしれないです。

    このあたり、キリスト教についてのほんの少しの知識の、記憶が蘇ってきたのを忘れないうちに書いておかないと、明日になるとすっかり忘れてしまうかもしれないので(笑)、今日のうちに書いてみました。

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