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Re[30]: 永井哲学と仏教
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□投稿者/ knowing itself -(2020/07/29(Wed) 12:56:40)
| パニチェさんこんにちは
>>永井さん本人がいうには、自分と良道さんが近いように見えるかもしれないが、見方によっては一照さんに近いともいえる、そう簡単な話ではない、だそうです。 > > へぇ〜。これちょっと驚きなんですけど、どこで永井さんはそんなことを言ってるか、引用いただければ有難いです。
春秋社とは別にサンガから、「哲学する仏教」が出版されています。三人にネルケ無方氏も加えた四人による分担執筆です。その「あとがき」で永井氏が書いています。もし興味をもたれるのでしたら購入されてもいいかと。ネタバレでよければ、引用しますね。まあ、上記の自分の要約とほぼ同じですが。いずれにせよ、この四人を並べると、全員はっきり違うことがよくわかります。ネルケ氏のタイトルは「内山老師の行きづまり」、永井氏のは「内山哲学は仏教を超える」。正反対を読み取っているわけです。安泰寺の伝統に一番忠実たらんとしているのは、ある意味でネルケ氏かもしれません。
> 少なくとも慈悲の発生する場は永井さんと一照さんは同じ見解を持っており、良道さんだけが第五図の坐禅をする主体としています。
一照さんの主著は「現代坐禅講義」ということで衆目は一致していると思いますが、これはかなりの名著で愛読しています。私見ではとても永井さんと同じにみえないですね。
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