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No42058 の記事


■42058 / )  Re[94]: つれづれなるままに
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2025/04/12(Sat) 18:35:45)
    No42039、話がそれてきちゃってるみたいだから、今の話題に戻すね。

    まず、メルポンの〈点0の知覚は0点にある〉のもとになってるらしいカントの『負量の概念』について、

    No42013の(資料0)から見て見る。

    『負量』っていうのは、〔数学におけるマイナス〕のことで、これを哲学に導入する試み、っていうことでいいかな。

    (k1)〔+aと−aとは互いの負量である〕
    っていう見方はおもしろいと思う。
    そして、〔両者の総和は「ゼロ」である〕
    この例が(g)に書かれてある。でもちょっと思ったのね。
    +5と−7では、その総和は−2じゃない? 0にはならないと思うんだけど。
    ま、これは置いといて、

    (x)(+)を「正」――「肯定」(ある)
    (y)(−)を「負」――「否定」(ない)
    って見ていいかな?
    そして、
    (資料0)の(f)から、
    (x),(y)を「実在的対立」(或る事物の属性間の対立)ってして見て、〔これは表象可能であるという意味〕で「矛盾」とは異なる。
    そして、
    (x),(y)の〔正負の量が拮抗した状態〕、これをカントは〔無〕として見て、こういう無を「ゼロ(Zero=0)」。
    こんな感じ?

    でね、メルポンのと結びつけるために、わたしいろいろ考えて見たんだけど、

    (K0-A1) 0っていうのは、+と−を産み出すもの(場)

    ってして見たのね。
    だって、0が存在しなければ+も−も無いわけよね。
    こういうのから、
    +(正、肯定)と−(負、否定)は、対立するのかもしれないけど、0の内の属性間の対立と見たとき、この両者が同時に存在することは「矛盾」にはならない。

    (K0-A2)〈「ある」かつ「ない」〉が同時的に存在する場としての〈0〉が存在する。

    カントの『負量の概念』、わたしこういうふうにして見たのね。

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