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Re[62]: つれづれなるままに 14
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□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2024/06/15(Sat) 16:36:31)
| 現象学で、「発生的現象学」っていうのあるんだけど、 No37491で見たようなのから、 (a) 乳幼初めの頃は、〈(私の)自〉は、〈(私の)体〉があることに気づいてない。 (b) 乳幼初めの頃は、「私の」と「他者の」の区別がなく、自他未分化、自他癒合の状態。 の、 (a-q)/(a)からどのように〈(私の)自〉と〈(私の)体〉が結びついて、〈(私の)自+体〉が覚知されてくるの? (b-q)/(b)から、どのようにして「私の」と「他者の」の区別ができてくるの? みたいなことについてなんじゃないかな?って、このごろわたし見てる。
No37495、生後6ヵ月〜18ヵ月頃の(私)yを見てるんだけど、 このころの〈自〉はまだ大人に比べて十分に分化してなくて、でも感知性・考知性・記憶の芽のようなものがあるのね。 考知性の分化発育は感知性のより遅くて、(私が)世界を知るその仕方としては、まず感知性によるもの、ってわたし見てる。 (大人になっても、知性の、感知性→考知性っていう順はあんまり変わってはいないと思うけどね) 現象学で言う「受動的総合」っていうのをわたしのばあい〈感知性〉って呼んでる。 (a-q)や(b-q)が成されるのは、(私)yの〈感知性〉の領域での出来事ってして見てる。 で、 No37490のつづき、(q)についてなんだけど。
No15273の【「現象学事典」弘文堂2014】「連合」のなかに、 〔受動的発生は内的時間意識による時間構成とキネステーゼによる空間構成を前提にするが、これらは形式的条件であり、受動的発生を実質的に支配するのは連合の働きである。〕 とか、 No37239の【「現象学事典」弘文堂2014】「受動的総合/能動的総合」のなかに、 〔受動的総合の基底をなすのは内的時間意識による時間構成であり、キネステーゼによる空間構成とともに総合の形式条件を形成する。〕 ってある。 でね、 (q)を見てくのに、現象学でいう〔内的時間意識〕や〔キネステーゼ〕っていうのに注目して見たのね。
次からこれを見てくことにする。
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