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Re[7]: 宇宙はなぜあるのか。
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□投稿者/ minori -(2020/07/09(Thu) 08:41:21)
| ■No3701に返信(パニチェさんの記事) > 横レス失礼します。 > > ■No3696に返信(minoriさんの記事) > >>pipitさんは、「宇宙はなぜあるんだろう?」なんて考えたことないですか? >>考えようとしてもわかるはずもないのに、考える、というか想像しようとしている時があります。 > > ひとつの答えが神による創造で、(ご存知かもしれませんが)もうひとつの答えとして人間原理というのがあります。 > > 人間原理 > https://www.nagaitoshiya.com/ja/2001/multiverse-anthropic-principle/ > > 人間の存在から宇宙や私たちの存在を説明する人間原理は、ニーチェを先駆者とする無神論的な実存主義(Wikipedia:人間の実存を哲学の中心におく思想的立場。あるいは本質存在(essentia)に対する現実存在(existentia)の優位を説く思想)とも相通じるところがあります。 >
パニチェさん、ありがとうございます。 リンク、拝見しました。 人間原理という名称となんとなくの内容は知ってはいましたが、それだけでしたので興味深く拝見しました。
弱い人間原理は常識の範囲内。 強い人間原理の方は、リンクにあるように確かに過激といえばそう感じる人も多いかもしれないですね。 なにしろ。宇宙の存在は人間のような知的生命の認識にかかっており、知的生命がなかったら宇宙の存在は認識されないのだから、存在しないも当然。 「我思う、ゆえに宇宙は存在する」という超越論的観念論の世界だと、あります。
私はこの強い人間原理に途中まで納得がいくんです。 その通りだと。 でも、観測したり数学的な計算をしたりするだけでなく、実際に宇宙空間に物を飛ばせるということは・・・ これをどう考えたらいいんだろう? というところで引っかかってしまうのです。
ニーチェを先駆とする無神論的実存主義と人間原理は、通じるところがある、ということなのですね。 神による創造という話が普通だった時代があり、それを懐疑しはじめた近代に登場してきた思想。
ニーチェは私もいいな、と思う哲学者です。 強者と弱者の論理とか、はっきりと言いにくいことを言ってくれてるところとかいいと思います。
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