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No24097 の記事


■24097 / )  Re[24]: 眠れぬ夜のために。
□投稿者/ エフニ -(2022/06/22(Wed) 21:53:00)
    No23871に返信(つばめさんの記事)
    > ■No23814に返信(エフニさんの記事)
    >
    >>こんばんは〜��
    >>
    >>何でも知ってるというよりも、たまたま高校時代の古文の先生の話を覚えていただけですぅ。
    >>
    >>薄明幽暗の美が、連綿と日本文化を通底して、谷崎の「陰影礼讚」に至ったのだと思います。
    >>
    >>三島由紀夫は子供時代、今で言うところの上級国民の家で育ったのですが、それでも、戦後ある対談で、「ホントに昔の日本の家は暗かった。」と語っていました。
    >>
    >>名作「銀の匙」の主人公のおばさん。
    >>
    >>暗いところでいつも縫いものをして、目を悪くしていたのですが、ラスト近く、成人した主人公が、このおばさんに会いに行くと、ほとんど真っ暗な家のなかで、おばさんは針で縫いものをしていました。
    >>
    >>梶井基次郎の「闇の絵巻」でも、東京の夜は、完全な暗黒とのことでした。
    >
    >
    > >梶井基次郎の「闇の絵巻」でも、東京の夜は、完全な暗黒とのことでした。
    >
    > 東京の夜が明るくなったのは今から100年?以内のことでしょうか。
    > ・・ええと、今から100年前は大正時代だったので、
    > 「大正時代」という時代の持つイメージ的には、町が明るいような気にはなりますが、実際はかなり暗かったのだろうと思います。
    >
    > 日本の人、(世界の人もかなぁ)は、夜や闇を恐れると思っておりましたが、
    > 日本の人は恐れるばかりではなく「美」として慕ってもいたわけですね。
    >
    > 「薄明幽暗」というと、どうも根の国、黄泉の国、特に「薄明」からはギルガメッシュの死者の国の入り口?付近?・・・確か薄ぼんやりと明るくて霧が流れているんでしたっけ?
    > 黄泉平坂なんていうのも連想されて。
    > ・・・あ〜〜ゲド戦記だったかもしれない。(いろいろなものが混ざり合っちゃっています。(^^;)
    > 「幽暗」というと「草葉の陰」みたいな言葉も連想されて不思議な感じがします。
    > なんか、落ち着くのですよね。
    > (実はほのかに親しんでいるとか?)
    >
    > そういえば平等院の雲中供養菩薩像もちょっとくらい照明の中にありました。
    > (実はあの菩薩さまたち楽しそうで大好きなんです。)
    >
    > 意外と日本人は死者の国が好き?
    > 死者=鬼=先祖=永遠
    >
    > なんてこと連想しました。
    >
    >
    > 夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。
    >
    > 素敵な風景ですよね。
    >
    > ひとつ分かったことがありました。
    >
    > 自分は「暗闇」を異常な事態、警戒するべき事態と捉えるほどに暗闇から遠ざかった生活をしている、ということです。
    >
    >


    闇の絵巻は、昭和五年の出版なので、その頃の東京の夜が暗黒だったのだと思います。

    東京の夜が明るくなるのは、戦後からではないでしょうか。

    薄明幽暗は、完全な暗黒よりも、その中での蛍の光や、外の雪あかりのような、微妙な陰影を愛することだったと思っています。

    >死者=鬼=先祖<

    わぁ、私の儒教の話を覚えていてくれて、どうもありがとう。

    なんか、凄く嬉しい。

    で、この中国の鬼が、日本では「魔物」になるんですね。

    平安京(京都)というのは、魔界都市で、そこらじゅうで魔界への出入口が、口を開けていました。

    完全な闇は、百鬼夜行のトポス(場・空間)として、平安京に暮らす人々に恐れられていました。
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