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No21238 の記事


■21238 / )  Re[63]: :   知覚と想像
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2022/03/03(Thu) 18:50:21)
    ここまでのを集めると、
    (a) 知覚の領域に想像というのを位置づけている。
    (b)知覚はつねに想起、予期、想像が協働している。
    (c)想起は対象をかつてあったと肯定している。
    (d)予期は対象を将来あるだろうと肯定している。
    (e)知覚は対象を実在のものとして肯定している。
    (f)想像は対象を不在のものとして肯定してる。

    これらから、ひとまず、
    (A)知覚の領域=知覚+{想像・想起・予期}
    ってして見とく。
    で、
    「対象」なんだけど、
    わたし「対象」っていうの、〈○○に対する象〉、〈象〉だから精神(意識)に現れてるもの、ってして見てる。
    でも、「対象」っていったら、〈私に対するもの〉的に使われる場合もあるのかもしれない。
    たとえば、「わたしの物語りでわたしが対象としているのはメルポンの現象学」みたいに。

    ここでもっと具体的なので見ていって見ることにする。

    〔今、私の前に、一個の「▽」があって、私は「それ」を見ている。〕
    を見ていってみます。

    「▽」を「リンゴ」ってするね。私が「▽」を「リンゴ」と思った時点で、すでにリンゴが▽の意味ていうこと、っていうのが前回のお話しだったんだけど、今回のはそれとはちがうので見ていくね。
    で、
    〔今、私の前に、一個の「リンゴ」があって、私は「それ」を見ている。〕にする。

    〔私の前にある一個の「リンゴ」〕、これって〈私に対して在る物〉、〈現前する物〉、〈今、私の“対象”となっている物(一個のリンゴ)〉って言ってもいいよね。でもわたしのばあい「対象」はわたしの外にある物じゃなくて、わたしのうち(意識)のなかに現れてるもの、ってしてるから、区別して、私に対して私の外にあるものを「対物」とか「対事」ってする。
    〔私の前にある一個の「リンゴ」〕は〈私の対物となっている一個の「リンゴ」〉っていう言い方になるのね。
    「リンゴという対象」というばあい、私のうち(意識)に現れてるリンゴのことね。あ、もうちょっと表言の仕方区別しておく。私のうち(意識)に現れてるのを〈リンゴ〉って表記することにする。
    「リンゴ」って言ったら私の外にある物、〈リンゴ〉って言ったら私のうち(意識)に現れてるもの、っていうことにする。

    だいぶわたしの勝手なのになってきてる感じだけど、つづけちゃうよ。

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