□投稿者/ 田秋 -(2021/10/27(Wed) 10:21:17)
| おはようございます、floraさん
tollさんがバッハ繋がりで《フーガの技法》を紹介なさったので・・・ それと先日聴いたショスタコ10番の共通点として「名前を埋め込む」話です。
予備知識として、ドイツ音名の注意点です。シの音、英語ではBですがドイツ語ではHになります。ドイツ語でBというとシの♭になります(英語ではB♭)。 譜面の上がフーガの技法の最後の方です。4声体で書かれている3段目、ここではびよら記号で書かれている段に《BACH》が現れます。後世、音符に名前やら地名やら埋め込むことが流行りますが(そうでもないけれど)、そのハシリと言っていいかもしれません。
下の譜面はショスタコの10番の本当に最後の部分です。ティンパニにD-Es−C-Hという音型が出てきます。この後8分音符になって繰り返されています。補足説明するならば2個目のEs(ミの♭)はドイツ音名で、名前のSを音のEsとしています。 ドイツ語にはSCH〜という綴りは頻繁に出てきます。例えばシューベルトはフランツ・シューベルト(Franz・Schubert)ですから、F-Es-C-Hという音型が作れる訳です。シューマンの名前はロベルトです。Roという音はないのでRe(=D)ですればショスタコと同じになります。 話はショスタコに戻り、この音型は3楽章にも出てきます。そこでは女性の名前と一緒に出てきます。が、この女性の名前のことは書き始めると煩雑になるので https://shostakovich-antiformalist.jimdofree.com/%E3%82%88%E3%81%BF%E3%82%82%E3%81%AE/ ここの「交響曲第10番の意図的な暗号化と、その手掛かりとしてのナジーロヴァ書簡」を参照してください。 聴くとホルンのソロで何度も出てきますからわかると思います。
====================== 柿のロゼット この柿は普通の柿の完熟前のものですね。うちの普通の柿はもう終わっているので来年、作る・・・かも。
クリスマスケーキ 作ったことありません。一人だとねえ、、、娘が帰ってきていれば作るかもですが。ケーキを作るって、スポンジから作るですか!?面白そうですね^^ 作ってお弟子さんに「食え!」ってやってみようかな。
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