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Re[32]: 約友さんと公安警察
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□投稿者/ rest -(2021/10/24(Sun) 21:46:04)
| 2021/10/25(Mon) 09:03:18 編集(投稿者)
アートポットさん こんばんは。精神科医で名古屋市立大学医学部教授の木村 敏氏の著作『自覚の精神病理』（紀伊國屋書店 刊）によれば統合失調症は「個別化の危機」が要因と述べています。自己と他者の個別化ができていない病。思考伝播という症状は共同体意識による個性への攻撃であり、異質なものを受け入れない共同体によるプライバシーの共有化による個性の剥奪なのです。すなわち思考伝播や幻聴で苦しんいるのは個性なのです。ここでいう共同体意識というのは世間であったり、公安警察であったりします。もちろん妄想です。共同体意識というのは自己の超自我のことであり、自己の投影として他者（世間や公安警察）が構成されるのです。現象学的には構成主観によって世界は構成されています。自己を苦しめる対象を自己が構成しているのです。共同体意識による個性への攻撃とみると、改善する方法としては個性を強くして個別化能力を高めること、共同体意識を凌駕してしてしまうとルールから逸脱して社会問題化しますので個性と共同体意識のバランスをこころがけるというのが現実的ではないでしょうか。もちろん薬の服用は併行してですが。
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