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No1749 の記事


■1749 / )  時間論
□投稿者/ rest -(2019/08/27(Tue) 09:54:26)
    2019/09/02(Mon) 09:09:15 編集(投稿者)

    2019/08/29(Thu) 09:34:11 編集(投稿者)

    哲学者マクタガートによれば時間はA系列、B系列、C系列の三つであるが、B系列=A系列+C系列の関係がある。相対論におけるミンコフスキー空間はB系列に属する。
    マクタガートはA系列の実在性を否定しているので当然B系列も否定することになり、残るのはC系列のみということになる。相対論者が時間の実在性を否定するときはマクタガート同様にA系列の時間を否定したもので、C系列に行き着く。これは決定論的運命を肯定したものである。自由意志の存在の余地は与えられていない。映像フィルムのどこに自由意志が入り込めるというのか。
    それに対しカントは三次元空間の唯一無二性を説き、時間の観念性を説いた。絶対的現在の時点に自由意志は存在し、変化の過程にあって、過去は消滅し、未来は実在しない。時間の実体はない。時間は社会的約束事であり、ルールに過ぎない。過去は実在しないからこそ記憶は重要であり、自由意志の責任原則から様々な可能性の選択として未来が大切なのである。時間はわれわれの観念につくりだされた偉大な創造物であり、ヘーゲルのいう疎外態である。それを否定するのではなく自由意志とともに生きるのが本来の姿だろう。
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