□投稿者/ pipit -(2021/10/04(Mon) 23:25:28)
| No.17166 同箇所後半部分の御子柴善之先生訳(解説本p212-) 『したがって、多様なものの一切は、それがひとつの経験的直観において与えられている限り、判断をする論理的諸機能のひとつにかんして規定されている。 つまり、多様なものはこうした論理的諸機能によって意識一般へともたらされるのである。 さてここで、カテゴリーはと言えば、与えられた直観の多様なものが 判断する機能にかんして規定されている限り、まさにこのような判断する機能に他ならない(§13)。 したがって、与えられた直観における多様なものもまた必然的にカテゴリーの下に存するのである。(B143)』
|
|