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No17065 の記事


■17065 / )  みのりさんへ
□投稿者/ pipit -(2021/10/02(Sat) 11:24:48)
    2021/10/02(Sat) 11:48:09 編集(投稿者)

    No.17061
    みのりさん、おはようございます(*^▽^*)♪

    > サンカーラから離れて理性を駆使することは、人間には本当に難しいのだと。<

    そうですよね。わたしはまだ勉強不足でわたしの中でのサンカーラ理解は誤解かもなので、wikiの『サンカーラ』から説明を抜粋引用しておきますね。
    解釈はいつも意義ありーになるかもですけどね(´;ω;`)

    wiki『サンカーラ』より抜粋引用
    『仏教用語のサンカーラ(巴)、サンスカーラ(梵)とはパーリ語およびサンスクリット語に由来し、一緒になったもの、纏めるものという意味合いである[1]。伝統的に行(ぎょう)と訳される。
    サンカーラには主に二つの意味がある。

    一つ目の意味では、サンカーラは一般的に「条件づけられたものごと[2]」「因縁によって起こる現象」[3]をさす。

    二つ目の意味では、サンカーラは行蘊として業をさし、それらは縁起の原因とされる[4]。心の中の「なにかをしたい」という衝動のことであり、その衝動はその直前の状態から生まれているのである[5]。ある行動(karma, 業)を取ることで、その次の行動をしたいという欲求が自動的に現れるのである[5]。

    最初の意味では、サンカーラは「因縁によって起こる現象[6]」「できあがったもの、組み立てられたもの[3]」「条件づけられたものごと[2]」を指す。世界のすべての集合体 - 身体的・精神的な付随物、そしてすべての現象について、初期仏典は「因縁によって起こるもの」としている[7]。それは木、雲、人間、思考、分子のいずれも対象で、さらに宇宙のあらゆる複合体を指すことができる。これらはすべてサンカーラである[2]。

    原因があって発生したものは、その条件が失われれば、もたらされた結果(姿・形など)も当然に失う[6][2]。釈迦は、すべてのサンカーラは永続的ではないものとして(無常)、本質は存在しないと説いている[8][9]。一切の現象は原因によって現れる、すなわち「偶然」「突然」「神による創造」などは否定される[6]。

    因縁による物事や性質は、それは単なる認識であり本質を持たないため、信頼できる喜びを提供してはくれず、無常である(諸行無常)[10]。

    サンカーラの「条件付きのもの」といった文脈は、四諦および因果律の理論にしばしば登場し、 それは人々の無常と無我についての無知・誤解が、いかに渇愛と輪廻につながるかを語っている[11]。またそれは、相応部 II.12.1[11]や、その他のパーリ経典[12]でも登場する。

    二つ目の意味合いでは、サンカーラは精神的に刷り込まれた本質」[10][7][13]、方向性を作り出す心の能力、意識を生じる意志作用を指す。それは縁起支(pa&#7789;iccasamupp&#257;da)の一部である[14][15]。この文脈では、サンカーラとは業に関わる意欲や興味のことであり、これらは生まれ変わりの源であり、生まれ変わり先に変化を与える(業報)[14]。サンカーラは業と同じく、身・口・意(三業)が含まれている[14][16]。

    釈迦はあらゆる行蘊は、無常および無我の状態にあると述べた[17][18]。これについての無知(無明)が、行の発生に繋がり、最終的には苦につながるのである[19]』
    wikiより引用終了。

    ※※※※※※※※

    先のコメントで番号だけ言及していたダンマパダ1.2を、中村元先生訳を引用させていただきます。

    『一 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行なったりするならば、苦しみはその人につき従う。ーー車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。
    二 ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行なったりするならば、福楽はその人につき従う。ーー影がそのからだから離れないように。』

    引用してて、3-5もいいな、と思ったので続けて引用します。

    『三 「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した。」という思いをいだく人には、怨みはついに息(や)むことがない。

    四 「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれはわれにうち勝った。かれはわれから強奪した。」という思いをいだかない人には、ついに怨みが息(や)む。

    五 実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。
    怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。』

    ワイド版岩波文庫『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村元先生訳、p10より引用

    今日はこちらは暑くなりそうです。
    書き込みありがとうございます!(^_^)
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