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超越論的感性論 第一項:T−1
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□投稿者/ うましか -(2021/09/18(Sat) 13:55:01)
| T 超越論的原理論 〔Der Transzendentalen Elementarlehre〕
第一部門 超越論的感性論 〔Erster Teil Die Transzendentale Aesthetik〕 第一項 〔§1〕
◇たとえどのような仕方で、またどのような手段によって認識〔Erkenntnis〕が対象〔Gegenstaende〕と連関するにせよ、認識がそれを通じて対象と直接的に連関し、また手段としての全ての思考〔alles Denken〕がそれを目標にして追い求めるものは直観〔Anschauung〕≠ナある。
※1 認識は対象と連関する。 ※2 認識は直観を通じて対象と直接に連関する。 ※3 認識が対象に連関する際の手段としての思考が目標として追求するのは直観。
◇しかしこの直観は、私たちに対象が与えられる限りにおいて生ずるものである。だが、このことはこれまた、少なくとも私たち人間には、その対象が心〔Gemuat〕を或る種の仕方で触発する〔affiziere〕ことによってのみ可能である。
※4 直観は、対象が私たちに与えられると生ずる。 ※5 ↑は対象が心を触発することによってのみ可能。 ※6 はじめに対象ありき?対象無しでは思考、認識はじまらない? ※7 心〔the mind〕は、対象と独立して存在し、それに触発される。
→原佑訳上巻、p.145参照(※翻訳は参照するが、◇〜は原文・訳文の通りではありません (;´・ω・))。今後、文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします(後に訂正、削除、修正等することがあります。)。また≠ナ囲まれた言葉は文中で強調されたものとします。
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