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No16280 の記事


■16280 / )  Re[53]: ハエについての解釈
□投稿者/ みのり -(2021/09/14(Tue) 11:22:10)
    2021/09/14(Tue) 11:41:17 編集(投稿者)

    ・・・・・・
    > ちなみに白水社版の訳注では「毒もつハエども」は世論をリードするジャーナリストや評論家となっていました。

    そうでしたか。 本によって違うものなのですね。
    ・・・・・・
    パニチェさんが私に説明してくださった投稿からの引用。


    ※※※※※


    いや、違うようだな、と気づいた。

    ただのハエではなく、「毒もつハエども」ね。
    この、毒をもっているハエたちっていうのは、ただのハエとはまた違うんだと思う。
    それを「世論をリードするジャーナリストや評論家」としているのだと思う。

    ・・・・・
    3 孤独が終わるところ、そこに市場が始まる。そして、市場が始まるところ、そこに[いわゆる]偉大な俳優たちの騒ぎや、毒バエたちの唸り声もまた始まる。
    ・・・・・『ツァラトゥストラ』上 p93より引用

    やはり、そうだった。

    「ただのハエども」は、民衆のこと。
    「毒もつハエども」は、世論をリードするジャーナリストや評論家のこと。

    本や研究者による解釈の違いではなく、それぞれ違うものだってこと。


    しかし、ところが。
    38では、「君の隣人たちはつねに毒バエであるだろう。」とも書いてあるんだよね。

    (ここまではまだ読んでなかったんだけど。)

    ということは、「ハエ」=「毒ハエ」であるとも言える、と。
    一般人(大衆)が、ただのハエのようにぶんぶんしてるのみならず、隣人にとっての毒ハエとなりうるというのも語っているようです。

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