□投稿者/ うましか -(2021/09/11(Sat) 12:15:03)
| 2021/09/11(Sat) 13:06:40 編集(投稿者)
岩波哲学・思想事典、p.1695より。渡辺博による解説。
>理論負荷性 〔英〕theory ladenness
観察や知覚は理論などに影響されない不変の与件、経験的知識の純粋な基盤ではなく、概念や理論を不可欠な背景としていることを要約的に表す概念.<
*******
ウィトゲンシュタイン(後期)から着想を得たというハンソンのいわゆる「観察の理論負荷性」についての説明ですが、「観察や知覚」を、時代を大幅にさかのぼってカント『純粋理性批判』で批判対象となる「経験」と強引に(;´・ω・)読みかえると、おもしろいかなーとおもいました。
えっいまさらカントにかえるの?!(;゚Д゚)
仄暗い新カント沼の底からリープマンの声が…
*******
ちなみに、ウィトゲンシュタイン − ハンソン 〜 カント 〜 新カント学派 〜などと、てきとーに連想しながらネットで遊んでいたら、おもしろいサイトと出会いました。小山虎という研究者の連載です。
https://slowinternet.jp/article-category/computation/
|
|