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No15687 の記事


■15687 / )  カントの文章みっけ♪
□投稿者/ pipit -(2021/08/18(Wed) 21:13:51)
    みなさま、こんばんは(^ ^)
    カントの考え方を知るための資料として、見つけたカントの文章を引用します。


    『純粋理性批判3』カント、中山元先生訳、p38
    中山先生独自段落196 . B182あたり
    『[ここでカテゴリーの第一部門である〈量〉について検討するならば]外的な感覚器官が知覚するすべての量(外延量)の純粋な形象は空間である。
    しかし[内的な感覚器官を含めた]感覚器官一般が知覚するすべての対象の純粋な形象は時間である。
    しかし知性の概念としての量(内包量)の純粋な図式は数である。
    数とは、一を(同種のものとしての)一に次々に加算していくという観念である。
    だから数とは、同種な直観一般のうちで、多様なものの総合を統一することにほかならない。
    わたしは時間そのものを、直観のうちで把握しながら作りだすことによって、この総合を統一するのである[後に示すように、これらのカテゴリーは時間系列にかかわるものである]。』
    引用終了

    同本、段落番号236、B205あたり
    『(略)七+五=一二という命題は、分析的な命題ではない。わたしは七という数の像においても五という数の像においても、両方の数の合成という像においても、一二という数の像をもっていないからである(わたしは両方の数の和において一二という数を考えるべきだと指摘されるかもしれないが、それはここではかかわりのないことである。ある命題が分析的な命題であるかどうかは、わたしが主語の像のうちで述語の像を実際に考えているかどうかによって決まるからである)。』
    引用終了

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