□投稿者/ うましか -(2021/08/16(Mon) 22:50:01)
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冨田恭彦『カント入門講義』の「経験」についての書き方が気になる。 例えばp.128〜にはこうある。
>これに対して、「物体」だからといって「重さ」を持つかどうかはわからない、実際に調べてみないとなんとも言えないとカントは考えています。そのため、カントによれば、物体の概念と重さの概念の間には、前者が後者を含むという関係はありません。ですが、実際に経験(観察、実験)によって調べてみて、物体が重いということがわかったとしましょう。<
続くp.132〜のア・プリオリ×ア・ポステリオリの説明では、「経験」はもう、 「すなわち観察や実験」「観察や実験つまり」と、言い換えられ得るものとして扱われている。
※ もちろん"experiment"と"experience"が語源的に同じということは承知していますが(;´・ω・)
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