□投稿者/ みのり -(2021/07/28(Wed) 11:28:30)
| [4]身体を軽蔑する者たちについて
続きです。
6〜14は、身体が自己であり、自我の支配者であることなどについて語られていて、前に語られている内容とも重なっています。(と、思います。)
・・・・・ 15 身体を軽蔑する者たちに対して、わたしは一言しよう。彼らが軽蔑するということ、それは彼らの尊重がなすわざなのだ。尊重することと軽蔑すること、価値と意志、それらを創造したものは、何であるか? ・・・・・ 『ツァラトゥストラ』上 ちくま学芸文庫 p63より引用
ここ、よくわからないです。
「自分自身を軽蔑する者とても、なおやはり軽蔑者として自己を尊敬する」というのが、『善悪の彼岸』78の訳であり、それを参照するようにと研究者が言っている、というのが訳注p337にあるのですが・・・。
身体の軽蔑者が、自分は身体を軽蔑しているという意味において自分を優れていると思い、そのような自分を尊敬する。 身体より精神性を重視し、身体を軽蔑する自分に対して優越感を感じる。 というようなことなのかな、とは考えました。
パニチェさん、すみません。 ここについてどんなふうに解釈されますか? いつでもいいですので、よかったら教えてください。
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