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Re:どこからの視点ですか?
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□投稿者/ 田秋 -(2021/05/24(Mon) 08:50:52)
| おはようございます、floraさん
トランプの中東政策 20x-0029xx-x 田秋
2017年1月に大統領に就任して以来、トランプは様々な政策を打ち出した。同年6月、パリ協定からの離脱を表明する。同年12月に大使館のエルサレムへの移転を表明し、これは翌年5月に移転を完了した。また同月にはイラン核合意からの離脱を表明している。これらは一見独立した政策にも見えるが、ある視点に立つと共通するものが見えてくる。それを論じてみたい。
パリ協定は地球温暖化を抑制するための協定であるが、トランプは、地球は温暖化などしていないのでこの協定は不必要と主張した。が、それは建前で、勿論アメリカのシェール産業による二酸化炭素排出を規制させないためだ。これはシェール産業に携わる人々からの支持獲得に通じる。
イラン核合意離脱と大使館のエルサレム移転はイスラエルへの点数稼ぎであり、何故そうするかと言えば共和党支持の中核をなすキリスト教福音派がイスラエルを支持しているからである。彼らは宗教上の論理からイスラエルのユダヤ化を望んでいる。即ち福音派の意向に沿うことがトランプへの支持を獲得することになるのだ。要はトランプが施した諸々の政策は全て選挙に勝つため、換言すればトランプ・ファーストなのだ。
授業で放映された講義の後の受講者から「トランプにできることは何か」という問いに対し高橋先生の答えは「トランプが出来る最善は2020年の選挙に負けることです」であった。これがトランプの対中東政策の総括であると思う。
オワリ
600字ぴったりで書くことが条件になっています。ところで半角は何文字?「1月」は2文字?1文字半?
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