□投稿者/ rest -(2021/04/03(Sat) 21:57:18)
| 遺伝子決定論と自由意志の関係について論じているのが
https://www2.med.osaka-u.ac.jp/eth/OJ_files/OJ1-1/shimoda1.html
ttp://www.meijigakuin.ac.jp/~katos/katos_2007_Idenshi_Ketteiron
4つの塩基(A:アデニン、T:チミン、G:グアニン、C:シトシン、という4種類)の文字配列が30億もあり、そのうちの70%が非遺伝子であり、30%が遺伝子。22000個の遺伝子があり、30%のうち3%がコード遺伝子、27%が非コード遺伝子。コードとは塩基配列をたんぱく質を構成するアミノ酸に変換するのに対応した暗号。DNAはRNAを橋渡しとして10万種類のたんぱく質をつくる。それが私たちの身体のすべての働きを担っている。 カント的にいえば欲望の器官を規定する遺伝子の決定に対して、我慢することを通して遺伝子のままにならないという選択肢をつくりだすことによって選択の自由を得ることができる。第三アンチノミーにおける決定論的自然因果性の克服こそが自由意志の証明になる。こういう展開があってもいいのではないか。
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