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No11522 の記事


■11522 / )  Re[5]: 判断表について
□投稿者/ 悪魔ちゃん -(2021/03/22(Mon) 19:23:18)
    pipitさま、お邪魔しちゃうね。

    ■11484、わたしが読んでる「カント」から、ちょっと抜粋して見ますね。
    「思考の枠組み」と題して、

    〔知覚されたものは、いまだ、明確には確認されたものではない。「これは机である」と明確に確認されるためには、思考の働きがなくてはならない。時空的にまとめられたものを、思考によって統一していくのでなくては、普遍的・必然的な対象、真実の対象となることはできないカントは、こういう思考の働き方、思考の枠組み、すなわち思考の形式をカテゴリーと呼んだ。カテゴリーは、時空によってまとめられた感覚的直観、知覚された感覚の働きかけ、それを材料にして、真実の対象を構成してゆく形式である。感性によって与えられた直観的表象(すること)を材料にして、経験的対象を構成してゆくものとして、それ自身は、経験的なものではなく、経験を超えたものである。すなわち、先天的な形式である。では、思考の枠組み、カテゴリーとは、どういうものなのであろうか。カントは、こう考えた。そもそもわれわれが思考する場合、われわれは、「〜である」とか「〜ではなかろうか」とか「〜であろう」などという判断の形で思考している。思考した結果は、判断の形で公表する。そうだとしたならば、判断の型にはどういうものがあるかを検討してみるならば、思考の型(枠組、形式)、カテゴリーはわかるであろう。と。そこで大きく分けて4つ、細かく分けて12のカテゴリーを導き出した。
    1.すべてのA,若干のA,このA,というように、分量的にものごとを考えてゆく形式。
    2.AはBである、AはBではない、Aは非Aである、というように、性質的に考えてる枠。
    3.AはBである、もしAがBならばCはDである、AはBかCかのいずれかである、とうように関係的に考える考え方。
    4.AはBであろう、AはBである、Aは必ずBでなければならない、というように様相的に考えてゆく型。
    以上が人間の思考の型であり、思考能力としての悟性が活動していくうえでの様式なである。この形式は、人間が与えられた感覚的表象を思考していく場合、必ずのっとっていく型である。そのかぎり、すべての人間にとって共通であり、したがって、この形式によって思考された内容ないし経験的対象は、すべての人に対して客観的であるだろう。〕

    ってあったんだけど、こんな感じでいいの?


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