| >どうもですね、わたし、(「さび」=「陰影、陰性の美」)がわかるようでわからない。<
実は哥哥もそうです。
妹君ちゃんが挙げた三つの歌は、皆、さび(または、わび)を表しているように哥哥も思います。
最後の定家の歌(彼はこの歌を若くして作ったのですが)は、「無常の世界での、生きることの哀しみ、寂寥」を歌った素晴らしい歌だと思っています。
因みに、利休は、この定家の歌を、「わびの心髄を最もよく表した名歌である」としました。
>絢爛豪華で なんか自由な雰囲気のある安土桃山時代に<
戦国武将達の成金趣味への反発・反動が大きかったようです。
日本人のおもてなしの精神も、この利休の「お茶の世界」から生まれたのですよね。
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