| 2025/02/09(Sun) 21:16:37 編集(投稿者)
knowingitselfさん、横レス失礼します。
仰る通り、時間は音楽には必要不可欠な要素だと思います。バッハのフーガの技法はD-A-F-D-Cis-DEF-〜と始まります。Dの後にAが来てその後にFが来る、というように各音の発音には時間差があります。もしこの時間差が無かったら?と考えるとちょっと想像できません。時間差がないのなら同時に響くのだろうとも思いますが、同時という概念からして時間を前提としています。
時間を超越しているかというとボクにはよくわかりません。時間を《超越》するとはどういうことかもよくわからないし、そもそも《時間》については科学的、哲学的に様々な議論があります(一応ボクは上に書いた〈時間差〉を踏まえ時間は有るという立場を取っています)。
絵画が《時間を超越》していないか?と言うと「していない」と断言する勇気はありませんし、文学についても同様です。
多分ボクは《時間を超越》というのを《時を越え》、言い換えると「良いものは何時までも残る」という風に解釈しているのだと思います。この辺りのknowingitselfさんの解釈はどんな感じですか?
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