| >「対象は私たちの意識とは無関係に存在する」というテーゼについては、あるジャンル限定の科学的な探求の方法論としてならある時代までは採用されていたのかもしれませんが、私自身はこのテーゼを受け入れているわけではありません。ジャンルや対象などによると思います。
>対象によっては、私たちの意識とは無関係に存在するとみなしてよい場合もあると思います。自動車とかはそうですね。
大の自動車愛好家なら、愛好家の意識や身体と自動車との関わり、親しい人や風景などの記憶が纏まりついているので、素朴実在論的な自動車の捉え方はないのかもしれない。
そうではなく、ひたすら物体、構造体、メカニズムとして自動車をみるばあいは、素朴実在論的になるかと。、
音楽なんかだったら、「意識と無関係に存在する」はよほどその音楽に無関心である場合以外はないかなと。
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