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■40955 / inTopicNo.49)  良心考【17】
  
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/13(Thu) 10:28:37)
    conscieceは良心と訳される。ウィキペディアによれば中村正直が明治初期にconscienceを良心と訳したのが最初とされる。そこでよく話題になるのがconscienceには良いという意味はないということである。

    最近ウィキペディアで日本語で良心と訳される言葉を色んな言語で調べてみた。そこでわかったことは当たり前と言えば当たり前だが、ある名著を各々の言語に翻訳するとかサイエンスに載った論文の翻訳ということではなく、各国それぞれが良心について記述しており、それはそれぞれにそれぞれの良心が存在するということを意味する(これを究極にまで拡張すれば一人ひとりにそれぞれの良心があるということになるが、今は便宜上各ウィキペディアの良心の記述を最小単位としておく)。

    勿論良心についての記述であるから、それなりの共通点はある。しかしそこには微妙な違いでは済まされない相違もあるように思う。英語版ウィキペディアのcoinscienceは一通り読んでみたので次に日本語版ウィキペディアの良心を紹介する。まず驚くのがその記述の簡潔さである。簡潔というより手抜きといって良い。通り一遍に読む人には手頃なのだろうが。

    最初に良心の定義がある。
    「良心(りょうしん)とは、自身に内在する価値観(規範意識)に照らして、ことの可否ないし善悪を測る心の働きのこと」
    次に英語のconscienceには良いという意味はないことが記され、性善説、性悪説にも触れる(触れただけ)。普段は意識しないがそれに反した時に良心の呵責として意識されることがやや詳しく述べられている。
    精神分析関係に約3行、物語の題材として3行余り記述し、そのあと最高裁の判断、日本国憲法第76条第3項に規定された良心について「有形無形の外部の圧迫、誘惑に屈しないで自己内心の良識と道徳感に従う意味である」と述べている。最後にconscienceの和訳について3例列記、これが日本語版ウィキペディアの良心の記述の全てである。

    あの英国版conscienceの記述に比べると日本版のそれはあまりにも教科書的、辞書的で薄っぺらい。ウィキペディアならではの無駄かもしれないがためになるかもしれない記述がなく、読んで多様性を感じるところが何一つなかった。

    今ボクにわかっていることは、良心はconscienceの訳語に当てられたがその2語の意味には違いがあること、良心という言葉の出典は孟子であること、そしてこれはボクの推測になるが、多くの日本人は前述二つの事を知る前に、或いは今でも知らずに自分なりの良心を育んできたということである。ただ誤解してもらっては困るが、conscienceや孟子との関係を知らないからといってその人の良心は間違っているということではない。様々な良心があるということだ。

    最後の推測については少し補足する。conscienceは高3以上のレベル(weblioより)であり、英和辞書には良心と訳されているが、「conscienceに良いという意味はない」という但し書きは管見の限り、見当たらない。また日本語の良心の「良」は小学4年生配当漢字、「心」は小学2年生配当漢字であり、また道徳の時間で良心がいつ出てくるのか(出てこないのか)知らないが、その出典が孟子であることはどの段階でも学習しないのではないか?習うとすれば歴史の時間で春秋戦国時代の中国に起こった百家争鳴あたりで、孟子の性善説、荀子の性悪説を扱った折りに良心の出典に触れるか?

    実りのない日本版ウィキペディアの良心の記述からはひとまず離れ、次回は中国版ウィキペディアの良心にいついて見ていこうと思う。
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■40953 / inTopicNo.50)  Re[45]: 青いガーネット
□投稿者/ flora -(2025/02/13(Thu) 03:39:01)
    田秋さん、こんばんは。

    久しぶりにブレットさんのSHを見ましたが、この方、声が素晴らしくいいですよね。それも非常に鍛えられた声だと思いました。『青いガーネット』の時は、まだ病気ににはなられていなかったのでしょうか、体も顔もむくみがなくて久しぶりに役者さんらしい役者の演技を見ることができました。機会を提供いただきありがとうございます^^

    TV版は、クリスマスの雰囲気を出すために最後の場面では雪を見せ、そしてまた原作とは違うけどクリスマス25日に冤罪をかけられたホーナーが釈放されそれが一家にとってはクリスマスプレゼントになったのでしょうね。

    私は、ホワイトクリスマスに憧れていますが、なかなかそうはならなくて・・・・
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■40941 / inTopicNo.51)  青いガーネット
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/12(Wed) 16:01:31)
    2025/02/12(Wed) 16:12:15 編集(投稿者)

    こんにちは、floraさん

    ジェレミー・ブレット版の青いガーネットの一番最後、無実のホーナーが釈放される場面で雪が積もっていました。雪の中、子供と妻に再会するシーンが記憶に残っていたのでしょうね。ただし、オリジナルは真犯人のライダーをホームズの部屋から追い出したあと、真犯人を放免した言い訳(?)をホームズがするところで終わっています。

    オリジナルはクリスマスが終わって二日後から始まっているのに対し、ジェレミーブレット版ではホーナー夫妻がショーウィンドウを見ながら「明日はクリスマス」と言っています。ただオリジナルではクリスマス用の鵞鳥と言っているのでそれに合わせた変更かも知れません。あとホーナーの釈放をクリスマスの朝(+αとして雪)にしたかったのかも。

    ===追記
    調べるとkitaraホールの収容人員は2020(車椅子専用12を含む)とありました。サントリーは確か2200人くらいだったと思います。
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■40939 / inTopicNo.52)  Re[43]: 雪質
□投稿者/ flora -(2025/02/12(Wed) 13:42:13)
    No40935に返信(田秋さんの記事)
    > こんにちは、floraさん
    >
    > kitaraホールは良い音響だと思います。このホールの音響設計者は豊田泰久氏で、氏はサントリーホールの音響設計も手掛けています。写真上がkitaraホール、下がサントリーホールです。似てますね^^

    そっくり^^、収容人数も同じくらいですか?
    >
    > 英国はあんまり雪が降らないんですか。青いガーネットなどに雪の描写があるし、ブダペストは普通に降っていたので、英国(ロンドン)も冬は雪だと思っていました。

    SHの『青いガーネット』ですよね?私の好きな短編の一つです。雪の描写ありましたっけ? とても寒いクリスマスの時期だったようですが、雪の記載は思い出せない・・・・ 

    >ボクが住んでいた頃ハンガリーはまだ共産圏で、仕事はなるべく怠けたいはずなのに除雪だけは日本より全然迅速でした(こんな感じで「全然」を使っちゃいます)。

    雪は振らなくとも気温が下がると路面が凍結しますよね。解氷するためにすかさず塩を巻く作業車が出てきます。歩道にも巻かれています。こちらもこれだけは早いです^^
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■40937 / inTopicNo.53)  ジャズで一休み
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/12(Wed) 07:40:10)
    rest in jazzリスナーの田秋です。

    Count Basie - Show of the week (1965)
    no40055

    カウントベーシーは安心できる。カウントベーシー楽団に限らずビッグバンドには強力な中心人物がいて、各メンバーの個人プレーがどんなにソリスティックであっても楽曲の構成内に収まり、どこかクラシックのオーケストラ(作品)を思わせるところがある。
    それに特にこの楽団には良きアメリカ的な懐かしさとエンターティナーとしての華がある。自分だけが楽しむのではなく常に観客の存在を感じる。
    それにしても最後(35'40"〜)のドラムのソロ、ちゃんとジャケットを着てこの重労働は凄い!
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■40935 / inTopicNo.54)  Re[42]: 雪質
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/11(Tue) 20:45:47)
    こんにちは、floraさん

    kitaraホールは良い音響だと思います。このホールの音響設計者は豊田泰久氏で、氏はサントリーホールの音響設計も手掛けています。写真上がkitaraホール、下がサントリーホールです。似てますね^^

    英国はあんまり雪が降らないんですか。青いガーネットなどに雪の描写があるし、ブダペストは普通に降っていたので、英国(ロンドン)も冬は雪だと思っていました。ボクが住んでいた頃ハンガリーはまだ共産圏で、仕事はなるべく怠けたいはずなのに除雪だけは日本より全然迅速でした(こんな感じで「全然」を使っちゃいます)。
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■40931 / inTopicNo.55)  Re[41]: 雪質
□投稿者/ flora -(2025/02/11(Tue) 18:32:41)
    田秋さん、おはようございます。

    kitaraホール、札幌は今こんな感じなのでしょうか? 住んでいる方は大変でしょうけど、幻想的で美しいですね。 ホールの光も暖かく雪を照らしていて美しい。ここは音響的に良いホールなのですか?

    英国は緯度的には樺太と同じくらいなのですが、(学校で習ったと思いますが^^)、メキシコ湾流のお陰でさほど寒くないんです。雪も殆ど降りません。 冬でも湿っているので雪はお察しの通り、ウェットかな。

    メキシコ湾流といえばトランブさん、呼称をメキシコ湾からアメリカ湾に変更したそうですが、そうなるとアメリカ湾流となるのかな〜?

    Google Mapはメキシコ湾(アメリカ湾)となっていました。



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■40919 / inTopicNo.56)  雪質
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/10(Mon) 20:38:47)
    kitaraホールの写真は後輩先生が送ってくれたもの。後輩先生は弟子の演奏をわざわざ北海道まで聴きに行ったとても良い先生だ。

    この写真とその前のうちのレモンに積もった雪を見比べると北海道の雪は粉雪だ。うまく説明できないが、写真を見てそう感じる。

    日フィルはいつも9月に北海道旅行があったので、kitaraのこのような景色は見たことないが、学生の頃、新日フィルのエキストラで2月の網走に行ったことがある。凍った海に雪が降り積もるのでどこから海かわからなかったという記憶が強く残っているが、やはり粉雪だった。

    英国の雪質はどうなんでしょうね。どちらかと言うとウェットなのかな。
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■40917 / inTopicNo.57)  羽ばたく若手
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/10(Mon) 17:15:40)
    ずーちゃんの葬儀の後、後輩先生のレッスンを受けていたお弟子さんが昨日札響でバルトークのビオラコンチェルトを立派に演奏したと後輩先生から連絡がありました。大勢の観客の前でオーケストラをバックに演奏したのですからそこから得るものは計り知れないものがあります。今後の活躍を期待したいと思います。お疲れさまでした。

    写真はコンサートがあったkitaraホール。懐かしいなあ。


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■40888 / inTopicNo.58)  初雪
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/08(Sat) 10:30:30)
    この冬、初めて雪が積もった。積雪1m以上の地域に比べれば微々たるものだけれど。何故か雪の日は静かですね。
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■40880 / inTopicNo.59)  目標
□投稿者/ 田秋 -(2025/02/07(Fri) 20:34:50)
    突然、ボクは何日生きてきたのだろうと思った。今はそういうアプリがインターネットで簡単に使える。計算すると25758日と出た。

    中学の頃、父から人は大体25000日くらい生きると聞いた記憶がある。平均寿命70歳ということだ。高校に入ったのが昭和45年だから多分その頃の数値だろう。

    30000日生きると何時になるかと思い計算すると2036年9月19日、82歳の時と出た。現在男の平均寿命は81歳だから生きているのは不可能ではない。

    ボクの両親は63〜4歳で亡くなった。なので当面の目標は両親の亡くなった年齢まで生きる事だった。それは達成し、暫くして放送大学で4年費やして70歳になった。

    人生何か目標を作ると生き甲斐ができる。30000日を次の大きな目標とし、成就したら盛大にパーティーをしようと思う。それまでボケないように、指先を使うとボケないと信じビオラのお稽古は続け、放送大学も頑張ろう。
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■40879 / inTopicNo.60)  Re[36]: 全然
□投稿者/ flora -(2025/02/07(Fri) 14:58:40)
    田秋さん、おはようございます

    いろいろな考察ありがとうございます。

    >話し言葉はそれを使う人たちの大きな流れのなかで時間をかけて変化していくので、長く英国に住んでいると日本語の浦島花子になるのも仕方がないかもですね。

    そうなんでしょうね。TPOやニュアンスを肌で感じて使い分けることは、その言語圏で生活していないと、とても難しいものかも知れませんね。
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