| 2017/07/29(Sat) 08:35:23 編集(投稿者)
なんさん、ご無沙汰しています。過去ログを読み返すとご主人がお亡くなりになったとの事、ご愁傷さまです。心よりお悔やみを申し上げます。
>西遊記つながり、どの辺でどう繋がるのか、おもしろそうで、聞きたいです。 ああ、なんさん、聞いちゃいましたね!パンドラの箱を開けたかも・・・
西遊記では天界の1日は下界の1年という設定です。これは何か所かに書かれています。では仏界と下界の時間の関係はどうなのかというと、これははっきりとは書かれていません。それについては釈迦さまは2回言及しています。1回目は悟空が五行山に閉じ込められて下界時間で約500年経ったときのお言葉 「ここでは(お釈迦さまお住まいの霊鷲山雷音寺)どれほどの年月がたったかわわからぬが、俗界ではおよそ500年にはなるであろう」 これはかなり不思議な発言です。自分の世界の時間の進み方はわからない、と仰っているのです。 もう1回は文殊菩薩の乗り物である青毛獅子が下界で悪さをしている時 「山(仏界)を下りて7日(仏界時間)でも下界では何千年にもなる」 と仰っていますが、これは明らかに間違っているのです。証明は割愛しますが、この12年前(下界時間)にお釈迦さまの命により下界に下りているのです。
このようにお釈迦さまの時間に対する感覚というか捉え方は、あたかもボケ老人のようなのです、西遊記では。 天界の1日=下界の1年、これを説明するにはひょっとすると相対性理論が必要かもしれません。いえ、その前に天界の1日というのが、地球の自転によって昼夜ができる、と同じ原理で天界の1日が成り立っているのか!?という問題もあります。それに対して仏界は西牛貨州という地球上の大陸にあります。
聞かなきゃ良かったと思ってます?^^;
何しろ西遊記の研究は私のライフワークですから、相当すっ飛んだところまで来ています。ハイ。
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