| 「共に知る」が基本の意味か。
「知る」はサイエンスの元だが、もっと広い意味。当然、近代科学はまだ未成立だし。
「共に」が面白いと思う。
目の前にいる人間、生き物、モノなどと「共に」にもなるし、
もちろん、神と「共に」、法則などと「共に」にもなる。
> >「知識」はscientiaあたりかと思う。 > > ラテン語で、con+scientia=conscientia > > 英語とフランス語のconscienceは、基本的にこのラテン語を起源にしていると思う。 > > 研究者の羅和辞典では、 > > conscientiaの語義は > > 1 知の共有、関与 > > 2 意識、自覚 > > 3 良心、道義心 > > と三分類している。 > > 現代のフランス語conscienceは2と3を引き継ぎ、 > > 現代の英語conscienceは3を引き継いでいるようだ。 > > もちろん、辞典の語義記載はあくまで大枠の説明であって、 > > 単語の意味は使用されるコンテキストに宿る。思想家や文学者は生涯を通した執筆活動によって > > たんなる図式的抽象的な辞書的意味を超えて、独特の豊かな意味を盛り込んでいくわけだ。 > > 一般大衆も日々の実践的な言語行為では、けっこう個性的な意味を表出していると思う。
|