| 悪魔ちゃん、こんちは!
> ―――――――――――――――――― > 「意識を伴う表象(perceptio)が単に主体の状態の変様としてのみ主体と関わる場合には感覚であり、客観的知覚は認識である。認識は直観か概念のいずれかである。前者は直接に対象に関係し個別的である。後者は間接に、複数の事物に共通しうる表徴を介して対象に関係する」(A320/B376f.)。 > ――――――――――――――――――
カントのドイツ語原文を引用するね。 Eine Perception, die sich lediglich auf das Subjekt, als die Modifikation seines Zustandes bezieht, ist Empfindung (sensatio), eine objektive Perzeption ist Erkenntnis (cognitio). Diese ist entweder Anschauung oder Begriff (intuitus vel conceptus). Jene bezieht sich unmittelbar auf den Gegenstand und ist einzeln; dieser mittelbar, vermittelst eines Merkmals, was mehreren Dingen gemein sein kann.
この箇所についてを過去に投稿してて、鈴木恒夫先生の日訳と、pipitの理解をワードでイラスト化してるのでよかったらみてみてね。 No36750
pipitの感想としては、、、 カントの場合は、概念でも感覚的受容でも、なんでも「現れ」(表象)と見てるのかな?と思ってます。 その表象を意識化してる状態を(perceptio)と言ってるのかな?と。
悪魔ちゃんが、「あ、OK」って書いてたけど、「あ」として見てるものが対象としての直観になるのかなぁって(自信なし)
『純粋理性批判』が概念主義かそれとも非概念主義か、についてもいろいろ解釈が別れているみたいです。そのことについての鵜澤和彦先生の記述(11ページだけ)が載っている本が手元にあるので興味あるときは引用するので遠慮なく言ってね! 非概念主義の立場として、ペーター・ロースさん、チャールズ・D・パーソンズさんのお名前があげられてました。鵜澤先生ご自身は非概念主義を支持するとありました。
質問大歓迎ですo(^▽^)o もちろんわからないこと莫大と思うけど考えてみます!
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