TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

[ 親記事をトピックトップへ ]

このトピックに書きこむ

■39814 / inTopicNo.49)  Live at the Haig
  
□投稿者/ rest -(2024/12/01(Sun) 09:51:41)
    2024/12/02(Mon) 08:38:20 編集(投稿者)
    2024/12/01(Sun) 09:56:05 編集(投稿者)


    Wardell Gray - Taking a chance on Love (Live at The Haig )

    1.Bernies` Tun
    2.The squirrel
    3.Pennies from Heaven
    4.Donna Lee
    5.Taking a chance on Love (33分13秒〜41分25秒)
    6.Jackie
    7.Get Happy
    8.Keen and Perchy
    9.Lady Bird
引用返信/返信 削除キー/
■39805 / inTopicNo.50)   Out of the past & Live at the Haig
□投稿者/ rest -(2024/11/30(Sat) 20:09:27)
引用返信/返信 削除キー/
■39794 / inTopicNo.51)  教育格差について
□投稿者/ rest -(2024/11/30(Sat) 09:54:08)

     過去ログより

     □投稿者/ rest -(2020/12/16(Wed) 20:24:11)

    No9995に返信(restさんの記事)
    2020/12/14(Mon) 10:19:33 編集(投稿者)
    2020/12/12(Sat) 23:37:33 編集(投稿者)

    Lex - Donald Byrd Quintet

    https://www.youtube.com/watch?v=W-X9O10rZxI


    Alfred Marshall (1842-1924)の薫陶をうけた弟子であるJ.M Keynes(ケインズ)の理論の出発点は「非自発的失業」という概念だった。ケインズ以前の新古典派の考え方は労働市場における均衡点は完全雇用であり、その時に生じている失業は自発的失業つまり自己責任で納得して失業している人々が存在しているという考え方だった。ところが1929年の世界大恐慌のとき群れをなしあふれ出た失業者の悲惨な状況は自発的失業では説明できなかった。働く意思はあっても仕事のない状態は自発的失業ではない。このような失業を非自発的失業とケインズは呼んだ。非自発的失業は自己責任ではなく、社会的責任で救済されねばならない。
     新古典派と違うのは賃金の下方硬直性という考え方だ。労働供給曲線が下方で屈折している状態であり、様々な要因が考えられる。生存権という人権からくる最低生活費の保障の考え方を基本とする最低賃金もその要因のひとつといえる。不況になると最低賃金でも雇えない、たとえば固定費である賃金をカットするために労働者の首切り合理化が進むのも不況期の現象だ。
     ケインズの一般理論が示すのも非自発的失業の解消が目的なのだ。財政政策で公共投資を増やしてIS曲線を右にシフトさせるのも非自発的失業者に仕事を与えるためである。
     ケインズの根本を支えているのはマーシャル以来引き継いできた「社会的責任」という概念といえる。それはすべて自己責任で解決すべきという新古典派に対して、自力では潰されてしまうという社会的不可抗力の壁に対抗するには社会的責任という考え方が必要だということだろう。

    私個人的には、非自発的失業の解消には社会的責任で対応するが、完全雇用を達成した後に生じる失業者すなわち自発的失業者は自己責任の範疇と考えている。すべて社会的責任というわけではない。ただ社会には自己の努力ではどうにもならない不可抗力の壁が存在することも事実である。運命としてうけいれるか、闘うか、闘うにしてもどう闘うのか。個人か、連帯か。

    金持ちの子供つまり世襲の子と貧乏人の子供では教育の機会は平等ではない。東大の入学者の7割が年収1000万円以上の資産家の子弟だという。これも社会的不可抗力の壁のひとつだろう。資産格差の世襲ということか。

     追記。東大生の54.8%が950万円以上の年収の親というのは2014年のデータであり、東大生の62.7%が950万円以上の年収の親というのは2017年のデータである。年々増えている傾向から2020年の状況を推定したものであり、資産格差は確実に拡がっている。アメリカも事情は同じらしい。完全平等もいやだが資産格差が極端にひらくのも納得がいかない。ことに2世、3世となると個人の努力で築きあげたものではないので不公平感が生じる。教育の機会均等は幻想になりつつある。
引用返信/返信 削除キー/
■39714 / inTopicNo.52)  Re[33]: マルサリス
□投稿者/ 田秋 -(2024/11/25(Mon) 06:47:16)
    おはようございます、restさん

    お返事ありがとうございます。村上春樹はジャズへの造詣が深いんですね。ボクはマルサリスの演奏あんまり知らなかったのですが、うちに帰ったら(今東京にいるので)少し集中的に聴いて自分なりのマルサリス感を持ちたいと思います。

    仰るように昔の名人が良すぎると続く人は大変ですね。何やっても先達がもうやってるとか、クラッシクなんかも今更調性がはっきりとある音楽を書くのは大変勇気が要ります。芸事はまず師匠のコビーから始めますが、そこから自分を作るというところではみんな苦労します。

    引き続き(一方的に)よろしくお願いします。
引用返信/返信 削除キー/
■39711 / inTopicNo.53)  Re[32]: マルサリス
□投稿者/ rest -(2024/11/24(Sun) 22:24:55)
    2024/11/27(Wed) 08:52:22 編集(投稿者)
    2024/11/24(Sun) 23:35:48 編集(投稿者)
    2024/11/24(Sun) 23:28:04 編集(投稿者)

    No39697に返信(田秋さんの記事)
    > こんにちは、restさん
    >
    > いつも(一方的に)お世話になっています。
    >
    > 村上春樹の《意味がなければスウィングはない》中の1章「ウィントン・マルサリスの音楽は何故退屈なのか」を読みました。restさんはマルサリスの音楽について何か意見とか感想とかお持ちでしょうか?
    >
    >

    こんばんは 田秋さん、いつも私の選んだジャズ曲にコメントしていただきありがたく思っています。ウィントンマルサリスのアルバムのLP盤レコードを1枚持っております。「Hot House Flowers」(1984年)の中に8曲です。オーケストラがバックですから美しく感動的ではあるのですが、2,3回聴くと飽きてくるような感覚があります。村上春樹が『意味がなければスイングではない』という著書でウイントンマルサリスは退屈だ、みたいなことを述べているようです。私は村上春樹の『ポートレイト.イン.ジャズ』(新潮社)しか読んでおりませんのでネット情報(高野雲 You Tube)によると、という但し書きがつきますが。村上春樹は退屈は否定はしていません。いつもスリリングな曲ばかりだとうんざりするようで、退屈な曲もいいそうです。私、個人的には50年代、60年代のジャズが好みで70年代以降のフュージョン系のジャズはあまり関心がありません。ウイントンマルサリスは80年代ですがクラッシックにも通じていてとても知的なイメージです。アートブレイキーのジャズメッセンジャーズに参加したこともあるようだし、ある意味ジャズの正統派っぽい印象です。新伝承派と呼ばれているようですが、私は詳しくはありません。ジャズは年々衰退しているといわれていますが、古いジャズがあまりに良すぎて越えられない壁になっているかもしれませんね。
引用返信/返信 削除キー/
■39697 / inTopicNo.54)  マルサリス
□投稿者/ 田秋 -(2024/11/24(Sun) 12:54:11)
    こんにちは、restさん

    いつも(一方的に)お世話になっています。

    村上春樹の《意味がなければスウィングはない》中の1章「ウィントン・マルサリスの音楽は何故退屈なのか」を読みました。restさんはマルサリスの音楽について何か意見とか感想とかお持ちでしょうか?


引用返信/返信 削除キー/
■39675 / inTopicNo.55)  Jazz Casual & Stella By Starlight
□投稿者/ rest -(2024/11/23(Sat) 09:33:15)
引用返信/返信 削除キー/
■39674 / inTopicNo.56)  社会哲学
□投稿者/ rest -(2024/11/23(Sat) 09:11:30)

     過去ログより

     □投稿者/ rest -(2021/12/12(Sun) 01:03:04)

    少しふりかえって私の社会哲学をまとめてみたい。
     テンニースの社会理論においてはゲマインシャフトとゲゼルシャフトに大きく分けられる。
     ゲマインシャフトは村落共同体の在り方で私なりに解釈すると類的結合で示され、地縁共同体、血縁共同体など共通な要素が結合してできた類的共同体といえる。次に私の新しい考えを付け加えると、類的結合は同時に個性的対立を生じさせる。たとえば地縁共同体においてはよそ者は排除の対象となる。共同体は異質な者をパージする傾向がある。個性的対立とは個性が違えば対立することである。議論においても意見が違うと対立し、同じ意見だと親和的になる。これも共同体的思考である。言語が共同体の約束事として共通性を重んじることから言語的思考は共同体的にならざるを得ない側面がある。そのほか異民族間の紛争も民族共同体のもつ異質性のパージが根本要因のようだ。社会秩序は共同体のルールであるが類的行為として秩序が保たれており、ルールに違反するものは異質な個性として排除される。「類的結合は同時に個性的対立」という命題が成立すると考える。
     ゲゼルシャフトは都市型社会いわゆる市場社会を意味する。利益社会であり、出発点は物々交換に由来する。貨幣経済に移る前の社会を俯瞰してみると、異質な商品の交換であり、同質の商品を扱う者同士では対立が生じる。そこから一つの結論が導かれる。「個性的結合は同時に類的対立」という命題だ。これは貨幣経済になっても受け継がれるものだ。異業種では親和的だが同業種では価格競争がみられるからだ。著作権や特許権でもそうだが似た作品を嫌うという傾向もある。
     精神分析的にみると超自我は共同体的意識や類的意識から構成されており、ルールから逸脱する個性に対し懲罰的である。反対にイドは個性的意識であり、異性に融和的であるが同性には対立的という特徴をもっている。
     自我は中間的性格をもち、超自我とイドの両者を認めて調和を図る働きがある。
    以上簡単に私の社会哲学をまとめたみた。

    生態系に応用してみると、次のことがわかってくる。生物の多くは同種の群れを成して生活している共同体である。「類的結合は同時に個性的対立」という命題が成立するので異種の生物とは対立緊張関係になる。なかには共生する例外もあるがたいていは対立関係にある。食物連鎖というのが異種間の対立を象徴している。
     生殖期というのは逆に「個性的結合は同時に類的対立」という命題が成立し、異性との親和的な関係が同時に同性との対立を生む。ふたつの命題というか原理が相俟って生態系はできているのではないか。
引用返信/返信 削除キー/
■39534 / inTopicNo.57)  Darn That Dream
□投稿者/ rest -(2024/11/16(Sat) 10:18:10)
引用返信/返信 削除キー/
■39533 / inTopicNo.58)  theme from Taxi driver
□投稿者/ rest -(2024/11/16(Sat) 10:06:46)
引用返信/返信 削除キー/
■39532 / inTopicNo.59)  ユダヤ教とキリスト教の違い
□投稿者/ rest -(2024/11/16(Sat) 09:58:27)
    2024/11/16(Sat) 18:58:37 編集(投稿者)

     「南山宗教文化研究所報 第4号 1994年」石脇慶總-原罪論についての一考察より

    ***アダムもイブも自由意志が与えられているので、その選択に責任を負う。従って神との約束を破って、善悪を知る木の実を食べた罪は、個人的な罪であって、その子孫には罪はない、とする考え方。これがユダヤ教の多数派の考え方です。原罪は認識されません。
     キリスト教では罪は遺伝するという考え方。アダムとイブの罪によって死という罰が与えられ、子々孫々まで死という罰が遺伝するということは罪も遺伝しているからだという考え方。原罪説。
     古来、「アダムの罪」は子孫全部に及ぶ、との信仰と、その一方罪は個人の自由意志の行為における逸脱であり、その限りにおいて個別的な責任があるとする「信仰」とが対立してきた。***

    ユダヤ教は原罪を否定しているので原罪のゆるしを前提としたキリスト教を完全否定している。一方キリスト教は旧約聖書を共有しているのでユダヤ教に親近感をおぼえているようだ。根本的に相いれない宗教観だと思うが、アメリカのバイデン大統領がユダヤ教のイスラエルに軍事支援を続けるのは宗教上の矛盾を隠蔽してイスラエルに迎合しているようなものだ。つまりは宗教上の論争において敗北を認めるようなものだ。ガザ地区において4万2000人、レバノンにおいて3000人以上の死者が出ても軍事支援を止めようとしない姿勢は今度の大統領選挙において若者の多くをハリス氏から遠ざけた原因になっているようだ。トランプ氏の得票人数は前回とあまり変わらないのに、ハリス氏の得票人数は前回のバイデン氏の得票人数よりもはるかに下回っている。これはトランプ氏の勝利というよりもハリス氏の敗北とみられている。
引用返信/返信 削除キー/
■39328 / inTopicNo.60)  Sing Sing Sing & Moonlight Serenade
□投稿者/ rest -(2024/11/09(Sat) 19:59:08)
引用返信/返信 削除キー/

<前の12件 | 次の12件>

トピック内ページ移動 / << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 >>
Mode/  Pass/

TOP HELP 新着記事 ツリー表示 トピック表示 ファイル一覧 検索 過去ログ

- Child Tree -