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■38351 / inTopicNo.73)  日記
  
□投稿者/ pipit -(2024/08/18(Sun) 17:43:59)
    っていうか、カント先輩の文章がそっけなさすぎるんじゃないすか!?

    o(`ω´ )o
引用返信/返信 削除キー/
■38350 / inTopicNo.74)  日記
□投稿者/ pipit -(2024/08/18(Sun) 17:42:35)
    No38349
    > 相互性の図式(作用と反作用の相互性)、あるいは、その偶有性に関しての実体の相互的な原因性の図式は、
    > ある一般的な規則に従って、
    > 一方と他方の規定の同時存在である。


    いやぁ、この日訳わかりにくいと思うのですが(誤訳してたらすみません)、、、

    カテゴリーって、まず大枠で『量』『質』『関係』『様相』の四つの知性由来概念で現象の理解を作り上げる、ということについての記述と思うのですが,
    この大枠をまたそれぞれ三つに小分けしてるんです。
    それで、小分けの第三が、小分けの第一と第二を合わせて生じさせた理解の仕方とカントはしてるようなんです。

    『関係』概念で言えば、
    関係の第一は「実体」、第二は「原因」。
    第三はこの「実体」と「原因」から知性が作った新しい考え方「相互性」。
    「実体」は変わらないもの。「原因」は変わる機縁。
    この二つを使うと?
    実体の【偶有性】の変化の機縁に、複数の実体が相互的になっている、という理解の仕方を作り上げるとカントは考えてるのかな?
    とpipitは考えました。

    ----------------------------
    わかりにくい箇所だと思うので、御子柴善之先生と中山元先生の解説を後で引用させていただこうと思います。

    pipit覚え書きメモ_φ(・_・
    ※御子柴先生、p255
    ※中山先生、3巻p367
引用返信/返信 削除キー/
■38349 / inTopicNo.75)  Re[7]: 図式論 相互性の図式
□投稿者/ pipit -(2024/08/18(Sun) 17:27:47)
    No37856の英訳のpipit日訳

    相互性の図式(作用と反作用の相互性)、あるいは、その偶有性に関しての実体の相互的な原因性の図式は、
    ある一般的な規則に従って、
    一方と他方の規定の同時存在である。

引用返信/返信 削除キー/
■38348 / inTopicNo.76)  日記
□投稿者/ pipit -(2024/08/18(Sun) 16:48:03)
    次訳すのは純粋悟性概念(カテゴリー)の中で、関係性概念の『相互性』と日訳されるのがスタンダードとなっている【Gemeinschaft】なのですが、、、
    (ちょうど、うましかさんのNo38253の記事に出てますね!)

    英訳は「community」だし、『共同体』という訳でもイメージしやすいかも、と思いました。

    まあでも物事の機能の捉え方とすれば『相互性』の方がピッタリなのかな??

    後でまた日訳にチャレンジしてみます(ーー;)
引用返信/返信 削除キー/
■38347 / inTopicNo.77)  Re[6]: 図式論 相互性の図式
□投稿者/ pipit -(2024/08/18(Sun) 16:31:56)
    No37856に返信(pipitさんの記事)
    > みなさまこんばんは!次の箇所の英訳です。
    > 関係性のカテゴリーのうちの3番目、『相互性・community』の図式です。また後ほど訳してみます!
    >
    (英訳略)

    こんじょおぉ
    次訳す箇所です。
引用返信/返信 削除キー/
■38256 / inTopicNo.78)  Re[12]: 超越論的分析論\−11
□投稿者/ pipit -(2024/08/11(Sun) 08:01:17)
    2024/08/11(Sun) 08:12:42 編集(投稿者)

    うましかさん、こんにちは!

    No38253
    > 毎日の酷い暑さにくわえて列島各地で頻発する地震、ついに南海トラフの文字が、、、
    >
    > どうなっちゃうの?。。。(´;ω;`)ウゥゥ<

    本当に(この先どうなっちゃうのかなぁ...)と心配になるような変化をあちこちで目にしますね。

    この酷暑の中、カント文に取り組まれた姿に励まされます
    Σ(・□・;)オツカレサマデス!
    > *******
    >
    > T 超越論的原理論
    > 第二部門 超越論的論理学
    > 第一部 超越論的分析論
    > 第一篇 概念の分析論
    > 第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて 〔済〕
    > 第二章 純粋悟性概念の演繹について
    >
    > 【 No.33016より 】
    > ■ 判断表
    > 1 判断の量=kQuantitaet der Urteile.〕
    > ・全称判断 〔Allgemeine〕 〔すべてのAはBである〕 
    > ・特称判断 〔Besondere〕 〔あるAはBである〕
    > ・単称判断 〔Einzelne〕  〔ある一つのAはBである〕
    >
    > 2 〔判断の〕質=kQualitaet.〕
    > ・肯定判断 〔Bejahende〕 〔AはBである〕
    > ・否定判断 〔Verneinende〕 〔AはBでない〕
    > ・無限判断 〔Unendliche〕 〔Aは非Bである〕
    >
    > 3 〔判断の〕関係=kRelation.〕
    > ・定言判断 〔Kategorische〕 〔AはBである〕
    > ・仮言判断 〔Hypothetische〕 〔もしAがBなら、CはDである〕
    > ・選言判断 〔Disjunktive〕 〔Aは、BであるかCであるかDであるかのいずれかである〕
    >
    > 4 〔判断の〕様相=kModalitaet.〕
    > ・蓋然的判断〔Problematische〕 〔AはBかもしれない〕
    > ・実然的判断〔Assertorische〕 〔AはBである〕
    > ・確然的判断〔Apodiktische〕 〔AはBでなくてはならない〕
    >
    >
    > ■カテゴリー表〔Tafel der Kategorien〕
    > 1 量〔Der Quantitaet:〕
    > ・単一性〔Einheit〕
    > ・数多性〔Vielheit〕
    > ・全体性〔Allheit.〕
    >
    > 2 質〔Der Qualitaet:〕
    > ・実在性〔Realitaet〕
    > ・否定性〔Negation〕
    > ・制限性〔Limitation.〕
    >
    > 3 関係〔Der Relation:〕
    > ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 (実体と偶有性 substantia et accidens)
    > ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕 (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)
    > ・相互性〔der Gemeinschaft〕=@(能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)
    >
    > 4 様相〔Der Modalitaet:〕
    > ・可能性〔Moeglichkeit〕=|不可能性〔Unmoeglichkeit〕
    > ・現存在〔Dasein〕=|非存在〔Nichtsein〕
    > ・必然性〔Notwendigkeit〕=|偶然性〔Zufalligkeit〕<

    息子たちにIT関連の話題をほんの少し聞いたりするのですが、その内容とカントの認識論が被って思えます。
    ロボットとかの主観的な座標における客体情報から、客観的な座標における客体情報を作成していく過程とか...

    とっても大事な分野とは思うけど、『生命』のダイナミックさはこのような項目をはるかに越えてるのだろうなとの感想も持ちます。

    カントも『純粋理性批判』→『実践理性批判』→『判断力批判』と、どんどん進むようですもんね。
    うぅ、私の読むペースが....


    > 第一節 (第十三項) 超越論的演繹一般の諸原理について
    >
    > ◆私たちは先に、空間・時間の概念では、これらの概念がア・プリオリな認識であるにもかかわらず、いかにして諸対象と必然的に連関せざるを得ないのかを、また諸対象の綜合的認識を全ての経験に依存せずに可能ならしめるのかを、大して苦労せずに明らかにすることができた。
    > 何故なら、感性のそうした純粋形式を介してのみ、私たちには対象が現象し得るので、換言すれば、対象は経験的直観の客観となり得るので、空間と時間は純粋直観であって、この純粋直観は現象としての諸対象の可能性のア・プリオリな条件を含み、だからこの純粋直観における綜合は客観的妥当性を持っているからである。
    >
    > ◇ これに反して悟性のカテゴリーは、諸対象がそのもとで直観において与えられる諸条件を私たちには全く示さない。従ってもちろん諸対象は私たちに現象することはできるが、それらの諸対象が悟性の機能〔Funktionen des Verstandes〕と必然的に連関しなければならないということはなく、それ故悟性は諸対象のア・プリオリな諸条件を含んでいるということもない。だからここでは、私たちが感性の分野においては直面しなかった困難、即ち、いかにして思考の主観的な諸条件〔subjektive Bedingungen des Denkens〕≠ェ客観的妥当性〔objeltive Gueltigkeit〕≠持つのか、換言すれば、〔いかにして、思考の主観的な諸条件が〕諸対象の全ての認識の可能性の諸条件となるのかという困難が示されている。何故なら、悟性の機能無しでも諸現象が直観において与えられ得るということは言うまでもないからである。
    > 例えば、原因という概念を取り上げてみよう。原因という概念は、或る特殊な種類の綜合を意味するが、それは或るものAに、これとは全く異なったものBが或る規則に従って定立されるからである。
    >
    > ―― No.37955, 38144の続き ---
    >
    > ◇何故現象が何かこのような綜合を含まなければならないのかはア・プリオリには明らかではなく
    > (何故なら、この原因というア・プリオリな概念の客観的妥当性が立証され得なければならないので、経験は証明のために引き合いに出すことができないからである)、<

    『暑いので氷が溶けた』という認識に含まれる【原因】という概念。
    『暑いので氷が溶けた』は、客観的な事態を表している文章なのか否か。


    > だから、そうした概念はたぶん空虚ですらないのかどうか、また現象の内にはどこにもそれに対応するいかなる対象も見いだされないのかどうか、という疑問が、ア・プリオリに生ずる。<

    AによってBが生じる。
    主観的に使用されたこの【原因】概念に客観性は備わっているのか。

    > ◇何故なら、感性的直観の諸対象が、心の内にア・プリオリにひそんでいる感性の形式的な諸条件に従わなければならないということは、そうでなければそれらは私たちにとっての対象とならないに違いないという理由から明瞭であるが、しかし、さらに、それらの諸対象が、悟性が思考の綜合的統一のために必要とする諸条件に従わなければならないという断定はそれほど容易には理解されないからである。<

    客観作成に使用される主観的認識の根本概念の客観性を立証するのは容易ではない。

    > ◇何故なら、以下のようなことがあり得るかもしれないからである。すなわち、悟性が見れば、諸現象はそれらが悟性の統一の諸条件には全然従わないようなものだから、例えば諸現象の系列のうちには綜合の規則を手渡してくれるものは何一つ現れず、それ故原因と結果という概念に対応するものも何一つ現れず、この概念が全く空虚で無効で意味が無く〔ganz leer, nichtig und ohne Bedeutung〕、全てが混乱しているという具合になっていると。<


    主観では原因と結果という概念を使用して物事を結びつけるけど、
    客体としての現象が主観的概念に従ってくれるわけではないとしたら、包摂する客体現象が実存しない空虚な概念となる。
    (例えば、龍のツノ、という概念とかが、空虚な概念として言えるかなあ?)

    > ◇にもかかわらず、諸現象は私たちの直観に対象を提供するに違いない。何故なら、直観は思考の機能〔Funktionen des Denkens〕を決して必要としないからである。<


    原因と結果という概念がなくても、諸現象は感性能力を介して人間の直観に登場する。
    対象として?

    でも原因と結果概念は別としても、思考の機能なくして【対象】として現れるかなぁ
    【対象】にもう思考機能が働いてる気がするけどなぁ。

    うましかさん、カント文へ取り組まれての投稿ありがとうございます!
    読めて嬉しいです(o^^o)v
    まだまだ暑そうですが、どうぞご自愛くださいませ!

引用返信/返信 削除キー/
■38253 / inTopicNo.79)  超越論的分析論\−11
□投稿者/ うましか -(2024/08/10(Sat) 22:37:23)
    2024/08/10(Sat) 22:38:33 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    毎日の酷い暑さにくわえて列島各地で頻発する地震、ついに南海トラフの文字が、、、

    どうなっちゃうの?。。。(´;ω;`)ウゥゥ


    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて 〔済〕
    第二章 純粋悟性概念の演繹について

    No.33016より 】
    ■ 判断表
    1 判断の量=kQuantitaet der Urteile.〕
    ・全称判断 〔Allgemeine〕 〔すべてのAはBである〕 
    ・特称判断 〔Besondere〕 〔あるAはBである〕
    ・単称判断 〔Einzelne〕  〔ある一つのAはBである〕

    2 〔判断の〕質=kQualitaet.〕
    ・肯定判断 〔Bejahende〕 〔AはBである〕
    ・否定判断 〔Verneinende〕 〔AはBでない〕
    ・無限判断 〔Unendliche〕 〔Aは非Bである〕

    3 〔判断の〕関係=kRelation.〕
    ・定言判断 〔Kategorische〕 〔AはBである〕
    ・仮言判断 〔Hypothetische〕 〔もしAがBなら、CはDである〕
    ・選言判断 〔Disjunktive〕 〔Aは、BであるかCであるかDであるかのいずれかである〕

    4 〔判断の〕様相=kModalitaet.〕
    ・蓋然的判断〔Problematische〕 〔AはBかもしれない〕
    ・実然的判断〔Assertorische〕 〔AはBである〕
    ・確然的判断〔Apodiktische〕 〔AはBでなくてはならない〕


    ■カテゴリー表〔Tafel der Kategorien〕
    1 量〔Der Quantitaet:〕
    ・単一性〔Einheit〕
    ・数多性〔Vielheit〕
    ・全体性〔Allheit.〕

    2 質〔Der Qualitaet:〕
    ・実在性〔Realitaet〕
    ・否定性〔Negation〕
    ・制限性〔Limitation.〕

    3 関係〔Der Relation:〕
    ・内属〔der Inhaerenz〕≠ニ自体存在〔Subsistenz〕 (実体と偶有性 substantia et accidens)
    ・原因性〔der Kausalitaet〕≠ニ依存性〔Dependenz〕 (原因と結果〔Ursache und Wirkung〕)
    ・相互性〔der Gemeinschaft〕=@(能動的なものと受動的なものとの間の相互作用〔Wechselwirkung zwischen dem Handelnden und Leidenden〕)

    4 様相〔Der Modalitaet:〕
    ・可能性〔Moeglichkeit〕=|不可能性〔Unmoeglichkeit〕
    ・現存在〔Dasein〕=|非存在〔Nichtsein〕
    ・必然性〔Notwendigkeit〕=|偶然性〔Zufalligkeit〕


    第一節 (第十三項) 超越論的演繹一般の諸原理について

    ◆私たちは先に、空間・時間の概念では、これらの概念がア・プリオリな認識であるにもかかわらず、いかにして諸対象と必然的に連関せざるを得ないのかを、また諸対象の綜合的認識を全ての経験に依存せずに可能ならしめるのかを、大して苦労せずに明らかにすることができた。
    何故なら、感性のそうした純粋形式を介してのみ、私たちには対象が現象し得るので、換言すれば、対象は経験的直観の客観となり得るので、空間と時間は純粋直観であって、この純粋直観は現象としての諸対象の可能性のア・プリオリな条件を含み、だからこの純粋直観における綜合は客観的妥当性を持っているからである。

    ◇ これに反して悟性のカテゴリーは、諸対象がそのもとで直観において与えられる諸条件を私たちには全く示さない。従ってもちろん諸対象は私たちに現象することはできるが、それらの諸対象が悟性の機能〔Funktionen des Verstandes〕と必然的に連関しなければならないということはなく、それ故悟性は諸対象のア・プリオリな諸条件を含んでいるということもない。だからここでは、私たちが感性の分野においては直面しなかった困難、即ち、いかにして思考の主観的な諸条件〔subjektive Bedingungen des Denkens〕≠ェ客観的妥当性〔objeltive Gueltigkeit〕≠持つのか、換言すれば、〔いかにして、思考の主観的な諸条件が〕諸対象の全ての認識の可能性の諸条件となるのかという困難が示されている。何故なら、悟性の機能無しでも諸現象が直観において与えられ得るということは言うまでもないからである。
    例えば、原因という概念を取り上げてみよう。原因という概念は、或る特殊な種類の綜合を意味するが、それは或るものAに、これとは全く異なったものBが或る規則に従って定立されるからである。

    ―― No.37955, 38144の続き ---

    ◇何故現象が何かこのような綜合を含まなければならないのかはア・プリオリには明らかではなく
    (何故なら、この原因というア・プリオリな概念の客観的妥当性が立証され得なければならないので、経験は証明のために引き合いに出すことができないからである)、
    だから、そうした概念はたぶん空虚ですらないのかどうか、また現象の内にはどこにもそれに対応するいかなる対象も見いだされないのかどうか、という疑問が、ア・プリオリに生ずる。

    ◇何故なら、感性的直観の諸対象が、心の内にア・プリオリにひそんでいる感性の形式的な諸条件に従わなければならないということは、そうでなければそれらは私たちにとっての対象とならないに違いないという理由から明瞭であるが、しかし、さらに、それらの諸対象が、悟性が思考の綜合的統一のために必要とする諸条件に従わなければならないという断定はそれほど容易には理解されないからである。

    ◇何故なら、以下のようなことがあり得るかもしれないからである。すなわち、悟性が見れば、諸現象はそれらが悟性の統一の諸条件には全然従わないようなものだから、例えば諸現象の系列のうちには綜合の規則を手渡してくれるものは何一つ現れず、それ故原因と結果という概念に対応するものも何一つ現れず、この概念が全く空虚で無効で意味が無く〔ganz leer, nichtig und ohne Bedeutung〕、全てが混乱しているという具合になっていると。

    ◇にもかかわらず、諸現象は私たちの直観に対象を提供するに違いない。何故なら、直観は思考の機能〔Funktionen des Denkens〕を決して必要としないからである。


    † 原佑訳上巻、p.241〜p.242参照。 原典はMeiner, p.169〜p.170
    † その他、以下を参照。中山元 訳2,p.101〜p.102、石川文康 訳 上巻, p.150
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    \−10 No.38144、\−11 No.38253
    \−7 No.37244、\−8 No.37409、\−9 No.37955
    \−4 No.36646、\−5 No.36657、\−6 No.36908
    \−1 No.36429、\−2 No.36501、\−3 No.36600
    [−4 No.36127、[−5 No.36266
    [−1 No.35606、[−2 No.36085、[−3 No.36113
    Z−4 No.34874、Z−5 No.34919、Z−6 No.35259
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,
    No.33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,
    No.34874,34919,35259,35606,36085,36113,36127,36266
    第二章 
    第一節 No.36429,36501,36600,36646,36657,36908,37244,37409,37955,38144,38253

引用返信/返信 削除キー/
■38153 / inTopicNo.80)  田秋さんへ
□投稿者/ pipit -(2024/08/04(Sun) 15:56:32)
    2024/08/04(Sun) 16:14:54 編集(投稿者)

    田秋さん、こんにちは!

    No38149
    クイズ、とても面白かったです!
    田秋さんは本当に多才で、素敵なお姿を見せていただいています。

    カントがもし私に何か言うなら、カント哲学の解釈に関して、
    「pipitよ、全然違うぞよ」だと思います(^◇^;)

    本当に酷暑が続きますね
    外仕事を短時間でもすると一日で2リットル以上の水分補給が必須になってきそうですね。
    どうぞご無理なさらずに、お身体にお気をつけくださいね。

    書き込みありがとうございます
    ((o(^∇^)o))♪

引用返信/返信 削除キー/
■38149 / inTopicNo.81)  Re[13]: クイズ日記
□投稿者/ 田秋 -(2024/08/04(Sun) 10:51:53)
    おはようございます、pipitさん

    あのクイズで書いたボクの駄文(字通の部分を除く)がpipitさんのカント研究に少しでもお役にたったのであれば、まさに光栄の至りです。

    ただ、カントさんがpipitさんの夢枕に立ち
    「何を参考にしても良いが、あのターキーの言うことだけはヨクヨク気を付けた方がいいぞヨ」
    と言わないか心配です。。。

    毎日暑いですね。お体には十分気を付けて下さい。ボクは毎日2リットルくらい水分補給をしています。


引用返信/返信 削除キー/
■38148 / inTopicNo.82)  クイズ日記
□投稿者/ pipit -(2024/08/04(Sun) 06:55:36)
    No38146
    (pipit感想文)
    > 『考える』とは、表象と表象をネットワークでつなげていくこと。
    このファンクションを大枠でコントロールするのが純粋悟性概念。
    感性的対象とコネクトされていく別表象としての諸概念の正当性への疑惑。<

    田秋さんのNo38147のクイズの正解おもしろかったです。

    このクイズと答えで譬えれば、
    田秋さんが最初に投稿した【画像】と【旅】は別々の表象で、
    【画像】を解釈して【旅】という表象とコネクトする。(画像と旅のコネクトが正解と言われる。)
    この考える際に介在しているのが、【量】【質】【関係】【様相】概念。

    カントには叱られる可能性もあるけど、純粋悟性概念の働き方の一例として、そのようなイメージを田秋さんの投稿を読んで思いました。
    田秋さん、興味深いクイズありがとうございます!

引用返信/返信 削除キー/
■38146 / inTopicNo.83)  Re[11]: 超越論的分析論\−10
□投稿者/ pipit -(2024/08/03(Sat) 23:07:18)
    2024/08/04(Sun) 06:33:51 編集(投稿者)

    うましかさん、こんばんはー(^○^)

    暑すぎですね( ; ; )
    うましかさん、えらいなぁ(?)
    酷暑の中、カント文に取り組まれて....

    > ◇ これに反して悟性のカテゴリーは、諸対象がそのもとで直観において与えられる諸条件を私たちには全く示さない。<

    カテゴリー(思考の形式)は、人間に---直観における対象が---与えられる際の諸条件を示すわけではない。
    (感性の形式は、人間に---直観における対象が---与えられる際の諸条件を示しているけれども。)

    >従ってもちろん諸対象は私たちに現象することはできるが、<

    感性能力において諸対象が現実として与えられるが、

    >それらの諸対象が悟性の機能〔Funktionen des Verstandes〕と必然的に連関しなければならないということはなく、それ故悟性は諸対象のア・プリオリな諸条件を含んでいるということもない。<

    この記述の段階では、感性、と、悟性の機能に必然的な連関を断定することがカントにはできない。

    > ◇だからここでは、私たちが感性の分野においては直面しなかった困難、即ち、いかにして思考の主観的な諸条件〔subjektive Bedingungen des Denkens〕≠ェ客観的妥当性〔objeltive Gueltigkeit〕≠持つのか、<

    感性的直観対象は、実例が既に自分に与えられているので、事実問題として受け止めることができるが、

    その感性的直観対象を『考える』主観の条件が客観に値する、と、主張できるのか否か、


    >換言すれば、〔いかにして、思考の主観的な諸条件が〕諸対象の全ての認識の可能性の諸条件となるのかという困難が示されている<

    『考える』とは、表象と表象をネットワークでつなげていくこと。
    このファンクションを大枠でコントロールするのが純粋悟性概念。
    感性的対象とコネクトされていく別表象としての諸概念の正当性への疑惑。


    > ◇何故なら、悟性の機能無しでも諸現象が直観において与えられ得るということは言うまでもないからである。<

    感じている対象が有る。


    > ◇ 例えば、原因という概念を取り上げてみよう。原因という概念は、或る特殊な種類の綜合を意味するが、それは或るものAに、これとは全く異なったものBが或る規則に従って定立されるからである。<

    pipitには無理だけど、
    『見ている景色』から思考をマイナスしていく。
    思考をマイナスしたとき、残っている景色に『原因』という概念はない。

    何かと何かをつなげる、思考のファンクションの形式に過ぎない概念の客観妥当性…

    * 単一性
    * 数多性
    * 全体性
    * 実在性
    * 否定性
    * 制限性
    * 実体性
    * 原因性
    * 相互性
    * 可能性
    * 存在性
    * 必然性

    上記概念に客観妥当性を根拠づけることは可能か否か。
    普通に考えたら、正当性の根拠づけは不可能に思えちゃうけどなぁ...

    と、うましかさんのおかげで久しぶりに『純粋理性批判』の文章を読めました!
    ありがとうございます(*^ω^*)
引用返信/返信 削除キー/
■38144 / inTopicNo.84)  超越論的分析論\−10
□投稿者/ うましか -(2024/08/03(Sat) 18:08:50)
    2024/08/03(Sat) 18:09:35 編集(投稿者)

    pipitさん、こんばんはー

    >うましかさん、暑い日が続きますが、どうぞご自愛くださいますように。

    ありがとうございます(´;ω;`)ウッ…

    pipitさんも、くれぐれもお身体に気をつけてください!

    *******

    T 超越論的原理論
    第二部門 超越論的論理学
    第一部 超越論的分析論
    第一篇 概念の分析論
    第一章 全ての純粋悟性概念を発見する手引きについて 〔済〕
    第二章 純粋悟性概念の演繹について

    第一節 (第十三項) 超越論的演繹一般の諸原理について

    ◆私たちは、先に空間・時間の概念ではいかにしてこれらの概念がア・プリオリな認識であるにもかかわらず、諸対象と必然的に連関せざるを得ないのかを、また諸対象の綜合的認識を全ての経験に依存せずに可能ならしめるのかを、大して苦労せずに明らかにすることができた。
    何故なら、感性のそうした純粋形式を介してのみ、私たちには対象が現象し得るので
    換言すれば、対象は経験的直観の客観となり得るので、空間と時間は純粋直観であって、この純粋直観は現象としての諸対象の可能性のア・プリオリな条件を含み、だからこの純粋直観における綜合は客観的妥当性を持っているからである。

    ―― No.37955の続き ---

    ◇ これに反して悟性のカテゴリーは、諸対象がそのもとで直観において与えられる諸条件を私たちには全く示さない。従ってもちろん諸対象は私たちに現象することはできるが、それらの諸対象が悟性の機能〔Funktionen des Verstandes〕と必然的に連関しなければならないということはなく、それ故悟性は諸対象のア・プリオリな諸条件を含んでいるということもない。

    ◇だからここでは、私たちが感性の分野においては直面しなかった困難、即ち、いかにして思考の主観的な諸条件〔subjektive Bedingungen des Denkens〕≠ェ客観的妥当性〔objeltive Gueltigkeit〕≠持つのか、換言すれば、〔いかにして、思考の主観的な諸条件が〕諸対象の全ての認識の可能性の諸条件となるのかという困難が示されている

    ◇何故なら、悟性の機能無しでも諸現象が直観において与えられ得るということは言うまでもないからである。

    ◇ 例えば、原因という概念を取り上げてみよう。原因という概念は、或る特殊な種類の綜合を意味するが、それは或るものAに、これとは全く異なったものBが或る規則に従って定立されるからである。


    † 原佑訳上巻、p.240〜p.241参照。 原典はMeiner, p.169
    † その他、以下を参照。中山元 訳2,p.100〜p.101、石川文康 訳 上巻, p.149〜p.150
    †≠ナ囲まれた言葉は、カントが『純粋理性批判』文中で強調したものです。
    † 翻訳はしますが、◇〜は私が便宜上用いた区分けであり文章は原文・訳文の通りではありません。
    † 文中〔〕内は私による挿入、*1、*2〜や、※1、※2〜は私の覚書とします。これらは後に訂正、削除、修正等することがあります。
    † ◆〜は原典における段落とします。

    *******

    \−10 No.38144
    \−7 No.37244、\−8 No.37409、\−9 No.37955
    \−4 No.36646、\−5 No.36657、\−6 No.36908
    \−1 No.36429、\−2 No.36501、\−3 No.36600
    [−4 No.36127、[−5 No.36266
    [−1 No.35606、[−2 No.36085、[−3 No.36113
    Z−4 No.34874、Z−5 No.34919、Z−6 No.35259
    Z−1 No.33825、Z−2 No.33829、Z−3 No.34795
    Y−10 No.33776
    Y−7 No.33016、Y−8 No.33658、Y−9 No.33668
    Y−4 No.32398、Y−5 No.32507、Y−6 No.32849
    Y−1 No.31693、Y−2 No.32053、Y−3 No.32302
    X−4 No.30943、X−5 No.31146、X−6 No.31639
    X−1 No.30542、X−2 No.30550、X−3 No.30874
    W−1 No.30139、W−2 No.30154、W−3 No.30529
    V−1 No.29992、V−2 No.30063
    U−1 No.29963
    T−1 No.29833、T−2 No.29850

    *******

    第一部 No.29833,29850
    第一篇 No.29963
    第一章 No.29992,30063
    第一節 No.30139,30154,30529
    第二節 No.30542,30550,30874,30943,31146,31639
    第三節No.31693,32053,32302,32398,32507,32849,
    No.33016,33658,33668,33776,33825,33829,34795,
    No.34874,34919,35259,35606,36085,36113,36127,36266
    第二章 
    第一節 No.36429,36501,36600,36646,36657,36908,37244,37409,37955,38144

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