| 今朝、対局に入る前に昨日の入室の様子が流されました。渡辺9段の時は双方(渡辺9段、関係者)、はっきりと「おはようございます」と挨拶していました。一方藤井王位は深く一礼しましたが、言葉ははっきりときこえませんでした。
大山15世名人が対局者なら、立会人と雑談したような気がします。 「対局終わったら、麻雀しよう」 とか。。。
封じ手の時も対局者は目を合わせません。封じ手を入れた封筒の開け口に両対局者がサインをします(不正防止のため)。今回は渡辺9段が封じたので、最初に封筒にサインをして藤井王位に渡すのですが、その時も目を合わせません。ひょっとすると日本ではこういう場合は視線を合わせない、言葉を交わさないことが礼儀なのかもしれません。
封じ手は大方の予想通りの手でした。
昨日は53手まで進みましたが、双方の差し手を見ていて何故こうも藤井王位に偏った対戦成績になるのがちょっとわかりません。
少しの有利をずっと保ち、優勢から勝勢にもっていく力(藤井曲線)、不利の時に相手を惑わせる力、逆に相手の罠を見抜く力、そういうものが藤井王位の力なのかなと思います。
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